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「dynabook KIRA L93」で、7つのスタイルを自在に使い分ける! 第2回

端子カバーで見映えスッキリ

タッチだけじゃない!ペンとキーボードが快適な「dynabook KIRA L93」

2014年06月25日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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バックライト搭載キーボードが快適

 「dynabook KIRA L93」のノートPCスタイルを見ると、キーボード部は不思議な見た目になっている。折りたたんだ時にキーボード側となる部分の中央近くから切り離すことになるため、キーが極端に手前へ寄っている。このためタッチパッドは搭載しておらず、キーの真ん中にポインティングデバイスとしてアキュポイントを搭載。さらに手前側の端にクリックボタンだけが配置されている。

本体から切り離してカバーをつければ普通のワイヤレスキーボード風だ

ディスプレーを360度回転させた時のキーボード。アキュポイントとクリックボタンを搭載している

 「dynabook KIRA L93」のキー配列自体は大きな変形はない。アイソレーションタイプで、若干横長になったキーが並んでいる。キーピッチは19mmと標準で、キーストロークは1.5mm。薄型マシンだけに、数値以上にストロークは浅く感じられるが、強めのタッチで使ってもキーがたわむようなことはなかった。

 また、キーボードにはバックライトが搭載されている。モバイル環境だと必ずしも明るい場所でだけ使うというのも難しいが、薄暗い部屋でもバックライトのおかげで快適に利用できるはずだ。

暗いところではうっすらとキーの奥が光るバックライトが入力を補助してくれる

タッチと2種類のペンで自由な使い心地

高解像度のタッチ対応ディスプレーを搭載

 「dynabook KIRA L93」のディスプレーは2560×1440ドットの高解像度のものを採用している。高解像度表示のままだとデスクトップ画面での指タッチは厳しいかもしれないというサイズだった。Windowsの機能で拡大表示すればユーザーが自分にとって快適な表示サイズを選択することができるから、タブレットスタイル等での利用はもちろん、アキュポイントには馴染めないからタッチで利用したいという人にも安心だ。

 そして、前回紹介したとおりデジタイザーペンにも対応している。ペンは本体に収納できる細いリザーブペンと、テールスイッチも搭載した太いデジタイザーペンの2種類が付属。高解像度表示でのデスクトップ画面のタッチ利用や簡単な文字、図の描画ならリザーブペンで十分だ。

デジタイザーペンでは細かな文字や図が描きやすい

 デジタイザーペンの方は、太めのボールペンくらいの太さがあって握りやすい。長く使う時にはこちらの方が手が疲れづらいだろう。またテールスイッチを搭載しており、対応するアプリケーションではペンをひっくり返せば消しゴムになる。

本体に収納できる細いリザーブペンと、テールスイッチも搭載した太いデジタイザーペンの2種類を用意

細いペンの収納スロットはタブレット型にした時にも利用できる位置にある

 「dynabook KIRA L93」にはイラストを描くための「CLIP STUDIO PAINT PRO」もプリインストールされている。体験版として試したが、左手のタッチ操作で拡大・縮小しながら、右手にもったペンで描くというような使い方をするとスムーズだった。筆圧も感知されるため、濃淡のある描画やペンの入り抜きを表現したい場合にも対応する。漫画やイラストのためにタッチ端末を利用したいという人にもよい端末だ。

「CLIP STUDIO PAINT PRO」とデジタイザーペンを組合わせて使えば筆圧も感知され、イラストや漫画制作にも利用可能だ

東芝ダイレクト


(次ページ、「キーボードのスイッチに工夫あり」に続く)

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