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レプリケーションやAmazon S3連携も可能

エレコム、高速・お手頃な法人向けLinux搭載NASを投入

2014年06月19日 11時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 エレコムは、法人向けLinux搭載NAS「NSR-MSシリーズ」を6月下旬より発売する。高速・大容量ながら、50名以下の小規模オフィスや部門サーバー向けに必要な性能にフォーカスすることでリーズナブルな価格を実現した。

4/6/8TBという大容量の3モデルをラインアップした「NSR-MSシリーズ」

 NSR-MSシリーズは、高性能CPUと大容量RAMを搭載し、読み出し102.43MB/s、書き込み83.66MB/sと、同等クラスの従来品を超える高速化を実現した。

 HDDには、NASwareを搭載し、高い信頼性を誇る「WD RED」を採用。低消費電力・低発熱・低故障率を実現し、高性能エラーリカバリ制御でRAIDの安定性を高める仕様になっているという。RAIDはRAID0/1の2種類を設定可能。自動的にRAIDの構築が可能な「intelligent NAS機能」を搭載するほか、128ビット鍵でのデータ暗号化も可能。その他、NASが故障しても設定情報を保持したままHDDの入れ替えができる「Disk Roaming機能」、リアルタイムでHDDの状態をチェックできる「S.M.A.R.T」など、豊富なディスク管理機能を搭載している。

 データのバックアップに関しては、レプリケーション機能で別のNASにデータを複製できるほか、Amazon S3の連携機能により、クラウド上にデータを保存できる。MacのTime Machineにも対応。さらにActiveDirectoryに対応し、複数のユーザー・グループを容易に一元管理できる。

 製品は4/6/8TBという大容量の3モデルをラインアップ。価格は、4TBモデルが9万7200円(税込)。NAS本体の発売に合わせて、NASを購入した法人向けの追加オプションとして「オンサイト保守サービス」、「デリバリー保守サービス」の2種類のサービスを開始する。

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