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ストレージ内蔵のiPhoneバッテリーケース、「mophie space pack」

モーフィーのiPhoneケースは、ユーザーの悩みを解消する

2014年05月29日 21時28分更新

文● コジマ/ASCII.jp編集部

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iPhoneユーザーのストレージ容量に対する悩みを解消する
space packは「日本人が大好きな高級品」

会場にずらりと並んだモーフィー社の製品

 まず登壇したのは、米モーフィーマーケティング担当バイス・プレジデント、ロス・ハウ氏。2007年に開発し、翌年にはiPhoneのバッテリーケースとしてアップルの認定を初めて受けた「juice pack」などを話題に、同社の歴史を紹介していた。

ロス・ハウ氏。自社製品が北米でバッテリーケースの売上第1位であること、130ヵ国以上で製品を販売している実績から、「世界市場を見ても、我々以上に大きなシェアを持っているメーカーはない」と胸を張った

 juice packシリーズにより、「バッテリーが持たない」という多くのiPhoneユーザーの悩みを解決したと語るハウ氏。彼によれば、space packは「ユーザーの次なる悩みを解消するべく考案された」という。

 では、次なる悩みとは何か。それは「ストレージの容量」だ。続いて登壇したセールスマネジャーのジェームズ・ガードナー氏は、モバイルバッテリーを長いケーブルで繋げたiPhoneをかかげて、こう説明する。

 「これって、かっこいいでしょうか? でも、バッテリーが必要だから、みんなこうせざるを得なかった。モーフィーは、この問題をバッテリーケースで解決した。今度はストレージの容量を解決する」

ジェームズ・ガードナー氏。モバイルバッテリーを繋げたiPhoneをかかげ、モーフィーのバッテリーケースのスリムさをアピール

 ガードナー氏は、iPhoneユーザーの悩みの例として、iOSのアップデートを挙げる。iOSのアップデートは、一時作業用の領域として、ときには2.5GB以上の空き容量が必要となる。もし容量が足りないとなると、アップデートするためだけに、アプリケーションや写真、音楽ファイルなどを消す必要に迫られてしまう。

 そこで、space packの出番となるわけだ。「space packを、いわばメモリーカードだと考えればいい。iPhoneがいっぱいになったら、ここに入れられる」(ガードナー氏)。また、外部ストレージとして、PCと同期したり、友人などと容量の大きいファイルを受け渡すときにも使えるとアピールした。

 space packの価格は、16GBモデルが1万8144円、32GBモデルが2万2464円と、手頃な値段とは言いにくいかもしれない。しかし、「モーフィーの製品は高級品」と語るガードナー氏は、「高いけれど、他のメーカーとは物が違う。安全で、長く使える。そういう意味で、日本人が大好きな製品」として、「いいものは人に勧めたくなる。ぜひ自分自身で使って、友人に紹介してほしい」と締めくくった。

会場にはspace pack以外の製品も展示されていた。こちらは、スワロフスキーとタイアップしたバッテリーケース。白と黒とゴールドの3色展開で、日本での発売は7月中を予定しているとのこと

モバイルバッテリー、「juice pack reserve」。キーホルダーのようにカバンに付けられるだけでなく、ケーブルを内蔵しているので、いつでもすぐにスマートフォンを充電できる。

 なお、質疑応答ではiPhone 5sと同じゴールドのspace packは発売されないのかという質問が出たが、ハウ氏は「未定」とした。また、ワイヤレスで充電できるアクセサリーを発売しないのか……という質問には、「まだ(充電の)効率が悪いし、屋外で使うにはインフラが整っていない」として、研究段階であるとコメントするに留めた。

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