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やたらとハイスペックな「NEXTGEAR-NOTE i1110」を使ってみる 第4回

岡田太一氏いわく「けっこう使えそう!」

ARRIRAWも動く? 60万超えノート「NEXTGEAR-NOTE i1110」は映像現場でのプロ用途に耐えるのか

2014年06月11日 11時00分更新

文● 林佑樹

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テスト結果やいかに!

17.3型ディスプレーを備える「NEXTGEAR-NOTE i1110」

 テストに使用した素材は次の通り。

ARRIRAW:3K(2880×1620)/23.976fps
REDCODE:UHD(3840×2160)/23.976fps
ProResHQ:UHD(3840×2160)/23.976fps
DPX:2K(2048×1080)/23.976fps

 上記の素材にてそれぞれDavinciResolveで実作業が行なえるか確認をした。理想としては下記動画のように、リアルタイムにカラーコレクションをしてもフレーム落ちしないこと。


 ARRIRAWを弄っているところ。色をリアルタイムに変更してもコマ落ちしていない。

● ARRIRAW
 2880x1620そのままで23.976fpsのフルフレームで動作し、かつカラーコレクションをしてもコマ落ちせず。再生できてもカラーコレクションを行なうとフレームレートが大きく落ちることがない点はとても評価できる。

● REDCODE
 再生できず。ディベイヤード設定で1/4解像度(960x540)に変更しても7〜14fps程度、1/2解像度(1920x1080)で2〜5fps、1/1解像度(3840x2160)だと1fps以下。岡田氏によると、動作するのではと期待していたそうだ。GPU側のメモリが足りていない可能性があるという。

● Quicktime ProRes HQ
 UHD(3840×2160)/23.976fpsでの再生はできず。ストレージの転送速度は足りているため、Windows環境が原因である可能性が高い。12〜15fpsを出しており、かつカラーコレクションをしても変化がなかったため、その可能性を疑っていたが、1080p(1920×1080)ではフルフレームを出していた。

● DPX連番
 再生でもカラーコレクションでもフルフレームを出していた。ファイルが他のファイルよりも軽い2Kだったこともあるが、レンダリングでは70fpsを出していたため、3KやUHDでも十分に動作すると思われる。

岡田氏「けっこう使えそう!」

 「NEXTGEAR-NOTE i1110」に対する岡田氏の感想は次の通り。ARRIRAWについては「動くんだ、スゲェ!」。ムリじゃないかなぁと筆者も思っていたので、これは驚きだった。

 次にQuicktime ProRes HQ。1080pでの動作は快適であったため、仕事の内容次第で投入が可能。DPX連番は、岡田氏によると半分趣味でチェックしたそうだが、これも十分に動作したので満足だという(DPXでの納品はまずないそうだ)。

 最後にREDCODE。これはDavinciResolve 10からREDCODEのGPUデコードに対応したことで、とってもお高い専用アクセラレーターがなくとも、GPU性能次第で作業が可能になったため期待していたそうだ。が、結果としては上記の通り、振るわなかった。

Thunderbolt 2を使用しているところ

UltraStudio 4Kでの動作確認

 また、地味に注目していたのはThunderbolt 2ポート。映像方面のデバイスで活用されているインターフェイスであり、今回の場合だとBlackmagic Design製のUltraStudio 4Kが動作したため、岡田氏はとても喜んでいた。「NEXTGEAR-NOTE i1110」とUltraStudio 4Kの動作確認は国内初ではないか、とのこと。


マウスコンピューター/G-Tune
 

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