株式会社アドウェイズ(本社:東京都新宿区、代表取締役:岡村陽久、以下アドウェイズ)は全世界対応のスマートフォンアプリ向け効果測定システム「PartyTrack」と5Rocks, Inc.(本社:韓国ソウル市、CEO:イ・チャンス、以下5Rocks)が開発販売するスマホアプリ向けグロースハックツール「5Rocks」との連携を開始したと発表した。
この連携機能によってアドウェイズの「PartyTrack」のユーザーは個別の設定をすることなく「5Rocks」のリアルタイム分析機能の一部が利用可能となる。
2014年4月に正式発表された5Rocksの分析運用ツール(http://ascii.jp/elem/000/000/880/880805/)はスマートフォンのアプリから呼び出すSDKの形式で提供されるクラウド型のアプリ分析・運用サービスだ。ユーザーは個別のポータルからアプリ利用の実績や傾向をリアルタイムで知ることが出来る。ユーザーをクラスタに分け、それぞれの特性を分析することも可能だ。
今回、アドウェイズの「PartyTrack」と連携することで「PartyTracks」単体では出来なかったユーザーの属性によるコホート分析やMBaaSで注目されるプッシュ通知及びキャンペーン機能などが利用可能になる。FacebookのParse買収や国内ではニフティによる「mBaaS」のサービス開始で最近注目が高まっている「Mobile Backend as a Service(MBaaS)」は、ユーザー管理機能やユーザーの注意を喚起するためにスマートフォンやタブレットにプッシュ通知を行う機能などをアプリケーション開発者が個別に開発しなくても実現出来るクラウドサービスだ。
http://ascii.jp/elem/000/000/878/878553/
アドウェイズの広告効果測定システムである「PartyTrack」とアプリ内の行動をきめ細かに把握する「5Rocks」によってより効果的に広告からユーザー動向まで把握出来ることは、スマートフォンのネイティブアプリでの分析機能が不足していると嘆いているブラウザゲームに慣れていたゲームパブリッシャーやデベロッパーには待望の機能だろう。
