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10.1インチディスプレー搭載で650gのWindows 8.1タブレット

電子書籍も動画もお気軽に! 4.5万円で買える10型Winタブ「HP Omni10」

2014年05月27日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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高解像度のタッチディスプレーで読書や動画鑑賞も快適

 「HP Omni10」の10.1型ディスプレーの解像度は1920×1200と、フルHD(1920×1080ドット)を超える。ディスプレーサイズに対してかなり高解像度で、デスクトップを表示した時のアイコンや、起動したウィンドウの[x]ボタンなどはかなり小さく感じられる。しかし、その分見た目はとても綺麗だ。

10.1型ながらフルHDの高解像度

 サイズ的にはちょうど読書端末としてよさそうだから、紀伊國屋書店の「Kinoppy」をインストールしてみた。文字ベースのものを見開きで表示しても、十分に読める。物理的な文字サイズは小さいのだが、高解像度であるおかげで細かな文字もはっきりと読めるからだ。ページめくりもごくスムーズに行えた。もちろん、画像と文字の入り交じった雑誌のようなコンテンツも快適に読める。スマートフォン等と違って部分的に拡大するような必要はないから、紙媒体に近い感覚で全体を見渡しての読書が可能だ。

紀伊國屋書店の電子書籍リーダー「Kinoppy」。通常のWindowsアプリ版に加えて、Windows ストアでも専用アプリを用意する

「Kinoppy」で文字コンテンツを表示。文字は細かいが十分に読める

 コミックコンテンツに関しては、漫画onwebで「ブラックジャックによろしく」を表示してみた。こちらもカラー、モノクロとも綺麗に表示され、快適に読むことができる。特に元からWeb用に作られていないコミックスの場合は見開き表現が大切になるが、「HP Omni10」ならムリなく見開きで読み進められるはずだ。

ブラウザで「ブラックジャックによろしく」を表示してみたが、快適に読めた

 動画についてはYouTubeのHD動画を再生してみた。動物の毛並みなども細やかに表示されて、スムーズに美しい動画が見られた。光学式ドライブは当然搭載しておらず、USBメモリー等も利用できない端末ではあるのだが、オンライン配信サービスやクラウドストレージなどを活用すれば動画を楽しむための端末としても活躍してくれそうだ。

(次ページ、「CPUの処理速度等は快適で、悩ましいのはストレージ容量」に続く)

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