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10.1インチディスプレー搭載で650gのWindows 8.1タブレット

電子書籍も動画もお気軽に! 4.5万円で買える10型Winタブ「HP Omni10」

2014年05月27日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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しっかり感のある手頃な重さのボディ

 まずは、「HP Omni10」の外見的から見て行こう。本体サイズは約幅260×奥行き182×高さ9.9mmだ。重さは前述したように、約650g。10.1型ディスプレー搭載端末として特別軽いわけではないが、手にとってみると見た目よりも軽いと感じられた。片手で端の方をつかんで持ち続けるのは難しいサイズだが、背面を腕に乗せるようにして持てば十分に片手で保持できる。

縦持ちにしても幅が182mmになるため、男性でも片手で掴むように持つのは難しいが、腕に乗せるようにして持てば快適だ

 本体背面部分は強化プラスチックを採用しているのだが、さらさらとした触感に仕上げられており、素手で持っていて心地よい。使っている最中は背面がほんのりと暖かくはなるものの、熱いと感じるほどになることはなかった。端の方だけを持っても全体がしなったり軋んだりというようなこともなく、しっかりした手応えがある。

 ディスプレー側は段差のないフラットな構造で、表面はGorillaガラス3を採用。傷がつきづらく、指滑りもよく、安心してタッチ利用ができるつくりだ。光沢のあるグレア加工が施されているが、特に反射が強いということもなく、見やすかった。

 角が丸くとられており、背面も中央部のロゴ以外は特に凹凸があるわけでもなく、スリーブケースなどにも入れやすい。もちろん、バッグからの出し入れなどもスムーズに行える形だ。

背面の中央にロゴがエンボス加工されているが、他に凹凸はない。埋め込まれた背面カメラは約800万画素だ

インターフェースは標準的だがセンサー類は充実

 「HP Omni10」の本体に搭載されたインターフェースは、タブレットとしての最小限といったところだ。Windowsキーが搭載されている側の長辺に全てが集められているのだが、電源コネクタ、microUSB端子×1、Micro HDMI出力端子、microSDカードスロットが並んでいる。この両脇を挟んでいるのはスピーカーだ。

 画面を横持ちした時の左上にマイク/ヘッドフォンコンボジャックがあり、右上には音量調整ボタンがある。音量調整ボタンは側面というより、背面に回り込んだ位置への配置だ。

 カメラはディスプレー上部に約200万画素、背面に約800万画素のものを搭載。無線通信機能としてIEEE 802.11a/b/g/nとBluetooth 4.0を採用している。

電源コネクタ、microUSB端子×1、Micro HDMI出力端子、microSDカードスロットがスピーカーに挟まれて並んでいる

もう片方の長辺には電源ボタンのみを配置

左側面にはマイク/ヘッドフォンコンボジャックがある

右側面の背面側に回り込んだあたりに音量調整ボタンがあった

 「HP Omni10」は内蔵ストレージ容量があまり多くないため、microSDカードスロットにはぜひ大容量のカードを常に挿入しておく形で使いたいところだ。またUSB端子はmicroUSB端子しかないため、周辺機器を気軽に接続しては使いづらい。キーボード等を使いたいならばBluetooth接続を活用した方がよいだろう。

 通常サイズのUSB端子が1つあってくれるとより使いやすいだろうとは思うが、とりあえず必要なものは揃っているといってよさそうだ。一方でセンサー類は充実している。加速度センサー、デジタルコンパス、ジャイロセンサー、周辺光センサー、磁気センサーを搭載しており、地図サービスも利用可能だ。

(次ページ、「高解像度のタッチディスプレーで読書や動画鑑賞も快適」に続く)

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