大日本印刷は5月8日、パソコンや携帯端末で専門紙・業界紙の新聞が閲覧できる有料の会員制デジタル新聞販売サービス「デジタル新聞ダイレクトby honto」の提供を開始した。
同サービスは、専門紙・業界紙を紙の新聞とほぼ同じタイミングで購入でき、紙面と同じレイアウトで閲覧できるサービス。第一弾として「食品・飲料」「建設・住宅」関連の、17紙のデジタル版を販売する。利用するには、会員登録後に会員IDでログイン。デジタル化された新聞をダウンロードして、パソコンやAndroid搭載端末、iPhone、iPadで閲覧できる。
なお、プレオープンサービスとして、6月1日までに会員登録をした場合は、この期間中は無料で閲覧できる。6月2日以降は、「1部売り」「月極め定期購読」「複数紙の同時購読」などの購読形態に応じた料金メニューを設定する。法人契約に対しては、複数の人が同時に購読できるなど、利用しやすい多様なプランを提供していく予定だ。
今後は、対象業界を広げながら、販売する専門紙・業界紙を50紙程度まで増やしていく予定。16年度には年間4億円の売り上げを目指す。
■「デジタル新聞ダイレクトby honto」(http://www.d-newsdirect.com)