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日本沿岸と全世界の海面をモデル化して海の安全へ

日本郵船など、船舶用レーダーを用いた波浪観測技術研究を開始

2014年04月30日 19時24分更新

文● 行正和義

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船舶レーダーの活用で海の波を高精度にモデル化

 日本郵船、MTI、気象庁、日本無線は共同で、船舶レーダーによる波浪スペクトル観測データを活用した共同研究を開始した。

 これは一般に使われている船舶搭載のレーダーを使用し、海面反射波から周囲の波浪の高さや振幅、波の進む方向を捉えるというもの。波浪観測用レーダーは現在でも沿岸に設置されているが、信号解析装置を一般の船舶に搭載してデータを集めることで、コストを抑えつつ広い範囲の波浪状況を把握する。

 日本郵船、MTIは2010年から日本無線と共同で船舶用レーダーによる波浪スペクトル観測装置の研究開発を進めており、今回気象庁の地球環境・海洋部と協力して観測データを活用。日本沿岸および全世界を対象とした波浪モデル(海上風を予測した大気モデルからシミュレートされる波の発達・衰弱・伝播モデル)の精度向上に寄与することを目的に共同研究を行なう。精度の高い波浪予測により、安全かつ省エネルギーの運航ルート選定が可能となるという。

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