日本マイクロソフトは、2013年12月5日〜2014年1月27日までの期間限定で、東京・表参道の表参道ヒルズ1階に、Surface表参道ショールームを期間限定でオープンした。はたして、その成果はどれだけあがったのだろうか。
このほど、日本マイクロソフトがその結果を公表した。
それによると、日本マイクロソフトが狙った新たな顧客層には着実にミートしているようだ。
量販店に出向くことが少ない層に対して、Surfaceを訴求
Surface表参道ショールームは、表参道沿いの37.45m2メートルのスペースを使用。11台のSurfaceを展示したほか、各種純正オプションを用意。さらに話題を集めている3Dプリンターや、リビングを意識したソファなども設置して、Surfaceを活用した用途提案を行なってみせた。
表参道にショールームを開設した狙いは、アクティブなライフスタイルを持つ若者や女性などを対象に、プライベートやビジネスでSurfaceが利用できることを訴求するとともに、日本マイクロソフトが発売するSurfaceならでの使い方を提案する場とした。
「量販店に出向くことが少ない層に対して、Surfaceを訴求する場」といった言い方が的を射ているかもしれない。
来場者の男女比は男性56.6%、女性43.4%—20代が最も多い
同社によると、期間中にSurface表参道ショールームに来場したのは1万585人。そのうち、男女比は男性56.6%に対して、女性43.4%と、表参道という土地柄もあり、狙い通りに多くの女性来場者を獲得したといえる。
年齢層別では、男女ともに20代が最も多く、男性では24.0%、女性では20.1%となった。また、次いで多いのが男女ともに30代で、男性では16.4%、女性では10.8%となり、ターゲットとした20〜30代の男女の来場を、着実に掴んでいることが分かる。
43.8%が「何か面白そうだと感じた」
また、来場のきっかけとしては、66.0%が「ショールームの前を通った」としており、もともと来場する目的がなかった人たちが、フラっと立ち寄ってみたというケースが多かった。実際、来場した人の43.8%が「何か面白そうだと感じた」として、表参道ショールームに来場している。
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