容量5TBのSerial ATA対応HDD「MG04ACA500」と「MD04ACA500」が東芝から登場、明日21日から販売がスタートする。
大容量HDDといえば、先日発売されたHGST「Ultrastar He6」シリーズが挙げられるが、こちらは空気よりも軽い(密度の低い)ヘリウムをHDD内に充填することによりディスク回転の際の抵抗を軽減、省電力化しているのが特徴だった。
今回発売されたのは、ヘリウムガス充填型以外のHDDとしては業界最大の記憶容量を実現したもので、ディスク媒体の磁気記録層とヘッドの機能向上により高記録密度化。プラッターあたりの容量は最大1TBで、従来機種に比べデータ転送速度が約24%高速化し、エネルギー消費効率が約20%向上したとしている(関連記事)。
登場したのは高耐久なニアライン向け「MG04ACA500」と、クライアント向け「MD04ACA500」の2モデル。いずれも、インターフェースはSATA3.0(6Gbps)、回転数は7200rpm、キャッシュ容量は128MB。「MG04ACA500」は、平均待ち時間4.17ms、平均シーク時間が読み込み8.5ms/、書き込み9.5ms、最大連続転送速度205MB/sec。消費電力はアクセス時11.3W、アイドル時6.0Wで、平均故障間隔は120万時間というスペック。「MD04ACA500」の詳細スペックについては不明となっている。
価格および販売ショップは以下の通り。「MD04ACA500」は2万円台からとなっており、比較的他が手が出しやすい価格設定で人気となりそうな雰囲気だ。
価格 | ショップ |
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「MG04ACA500」 | |
¥44,800 | ツクモパソコン本店 TSUKUMO eX. |
¥47,800 | BUY MORE秋葉原本店 |
¥49,980 | ドスパラ パーツ館 |
「MG04ACA500」 | |
¥29,800 | BUY MORE秋葉原本店 ツクモパソコン本店 TSUKUMO eX. |
