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仮想ネットワーク技術にも対応予定「FlexFabric 5930 Switch」

HP、1Uに40G×32ポート実装の高密度L3スイッチを発売

2013年12月27日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 日本ヒューレット・パッカード(HP)は12月26日、データセンター向けスイッチの新製品「HP FlexFabric 5930 Switch」の販売を開始した。40G QSFP+を32ポート実装し、各種ネットワーク仮想化技術にも対応する高密度トップオブラック(ToR)型レイヤー3(L3)スイッチ。

HP FlexFabric 5930 Switch

 FlexFabric 5930は、40GbE接続に対応したL3スイッチ。HPの提供するスプリッターケーブル(10G×4)を利用すれば、最大128ポートの10G接続も可能。ルーティング/スイッチング容量は2560Gbpsで、カットスルーモードの低遅延データ転送をサポートしている。

 TRILL(Transparent Interconnection of Lots of Links)、SPB(Shortest Path Bridging )、FCoE(Fibre Channel over Ethernet)、DCB(Data Center Bridging)といったネットワーク技術をサポートしている。さらに今後、ファームウェアの無償バージョンアップにより、OpenFlow 1.3、VXLAN、NVGREなどのハードウェア処理にも対応予定で、仮想ネットワークインフラの構築をサポートするとしている。

 また、HPの仮想シャーシ技術「HP Intelligent Resilient Framework(IRF)」により、FlexFabric 5930を最大4台まで接続可能。この場合、最大416ポートの10G接続を単一スイッチとして制御できる。

 FlexFabric 5930 Switchの希望小売価格は960万3400円(税込)から。

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