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Windows Info 第10回

誰もが使っているエクスプロ―ラーをさらに使いこなすテク

2013年12月17日 12時00分更新

文● 塩田紳二

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特別なフォルダへのアクセスは
シェルショートカットが使える

 自分のユーザーフォルダの下にある、AppDataフォルダは通常隠し設定がなされており、この下にあるフォルダにシステムやアプリケーションの設定ファイルやデータファイルなどが「ベンダー」名と「アプリケーション」名の階層構造として作られている。

 また、画像データ用のピクチャー(マイピクチャー)やドキュメント、ライブラリなど、さまざまな特殊なフォルダがある。この中にはユーザーにみえる「名前」と、実際のフォルダ名が違っている場合がある。

特殊なフォルダには特定の文字列を入れることで直接アクセス可能

 こうした特殊なフォルダに関しては、Explorerがある程度関与している。というのはExplorerは、Windowsでは「シェル」と呼ばれ、ユーザーとの対話をある程度処理しているのである。たとえば、デスクトップやタスクバー、スタートメニューなどはすべてExplorerが表示している。

 こうした特殊フォルダをExplorerからアクセスする場合、アドレスバーに「シェルショートカット」と呼ばれる文字列を入れることで、実体がどこにあろうともアクセスが可能になる。

カテゴリ shellショートカット 行き先
ユーザー共通のフォルダ shell:Common AppData C:\ProgramData
shell:PublicGameTasks C:\ProgramData\Microsoft\Windows\GameExplorer
shell:Common Start Menu C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu
shell:Common Programs C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
shell:Common Startup C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
ユーザーの個別フォルダ shell:Local AppData AppData\Local
shell:LocalAppDataLow AppData\LocalLow
shell:AppData AppData\Romings
shell:Gadgets AppData\Local\Microsoft\Windows Sidebar\Gadgets
shell:SendTo AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo
shell:Templates AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Templates
shell:Cache Temporary Internet Files
shell:Profile C:\Usersの下のユーザーフォルダ
shell:UsersFilesFolder エクスプローラーのユーザーフォルダ
shell:Links エクスプローラーのお気に入り
shell:Favorites お気に入り(インターネットエクスプローラー)
shell:Searches 検索
shell:Libraries ライブラリ
shell:Recent 最近使った項目
shell:Startup スタートアップ(各ユーザー別のスタートアップフォルダ)
shell:Start Menu スタートメニュー(各ユーザー別)
shell:Programs スタートメニューのプログラム(各ユーザー別)
shell:Downloads ダウンロード
shell:Desktop デスクトップ
プログラムファイル shell:ProgramFiles C:\Program Files
shell:ProgramFilesX86 C:\Program Files (x86)
shell:ProgramFilesCommonX86 C:\Program Files (x86)\Common Files
shell:ProgramFilesCommon C:\Program Files\Common Files
shell:Default Gadgets C:\Program Files\Windows Sidebar\Gadgets

※ガジェット関連はWindows 8以降では無効

 もちろん、場所を覚えていて、すぐにアクセスできるのであれば、これを使う必要はないが、ときどきアクセスするたびに場所を探してしまうようなところは、どこかにメモ(たとえばWindows付属の「付箋」など)としてこのシェルショートカットを残しておき必要に応じて参照するといい。

 なぜ、実際の場所ではなくショートカットを使うのかというと、システムのバージョンやユーザーの設定で特殊フォルダの実体が存在する場所が変更されている可能性があるからだ。シェルショートカットは、こうした設定に関わらず、現在の実体の場所を表示するので、設定変更やカスタマイズの影響を受けないのである。

 なお、このシェルショートカットは、Explorerの実体となるExplorer.exeの引数としても指定可能なので、Explorer.exeへのショートカットを作成し、その引数として指定することで、特殊フォルダを開くためのリンクとして利用できる。

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