楽天と子会社のKoboが11月26日、新製品&新サービス発表会を開催。KoboブランドのAndroid端末「Kobo Arc 7 HD」を国内市場向けに展開すると発表した。Kobo Arc 7 HDは、10月16日に海外市場向けに発売済みの端末。国内での発売は未定とされていたが、およそ1ヵ月遅れでの投入となった。
ディスプレーは7型(1920×1020ドット)で、画素密度は323ppi。(参考:NEXUS 7 2013と同等)静電容量式で、10点マルチタッチに対応する。プロセッサーはTegra 3(1.7GHz)で、RAM容量は1GB、ROM容量は16GB/32GB。無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0に対応/出力端子として、microHDMIをそなえている。バッテリー駆動時間は最大8.7時間で、待機時間最大15日間。寸法/重量は約幅122×奥行き9.6×高さ194mm/約341g。(参考:NEXUS 7 2013のWi-Fiモデルは約幅114×奥行き8.65×高さ200/約290g)
OSにはAndroid 4.2.2を採用した。同社オリジナルアプリのプリインストールはあるものの、大幅なUIのカスタマイズがなく、素のAndroidに近い使い勝手も特徴。Google Playからのアプリインストールも可能だ。ホーム画面と、電子書籍の表紙が並ぶKobo独自メニューの2種類を、スワイプおよびホームボタンのタッチで切り替えられる。
カラーはブラックとホワイトの2色で、価格は16GBモデルが2万2800円、32GBモデルが2万7800円。11月26日より予約を受け付け、12月上旬に発売の予定。
なお、スタンダードモデルに位置づけられる「Kobo Arc 7」も近日中に発売予定。価格は1万4800円を見込んでいる。Kobo Arc 10HDは、現時点で国内販売を予定していない。
