本日11月17日(日)、茨城県大洗町で開催される“大洗あんこう祭”。昨年に続いて、今年もテレビアニメ『ガールズ&パンツァー』のスペシャルイベントがプログラムされている。
会場内特設ステージ(大洗マリンタワー前芝生広場メインステージ)では12時30分から、大洗女子学園の「あんこうチーム」が勢ぞろいするキャストトークショーを実施。
物販や各種ステージイベントなども展開されるほか、ガールズ&パンツァーとのコラボレーションが発表されたWorld of Tanksの試遊台設置(プレゼント配布あり)や、iPhoneやAndroidスマホで使えるアプリ「舞台めぐり」に関連した限定グッズの配布など、盛りだくさんな内容となっている。
前日の11月16日夜には、出演キャストの渕上舞さん(西住みほ役)、茅野愛衣さん(武部沙織役)、尾崎真実さん(五十鈴華役)、中上育実さん(秋山優花里役)に加え、佐咲紗花さん(挿入歌アーティスト)、杉山プロデューサーなども参加した記者会見が開催された(イベントにはほかにも、冷泉麻子役の井口裕香さん、OP主題歌担当のChouChoさんなどが参加予定)。
会見では登壇したキャストおよび佐咲さんが、次々と大洗町の人々の温かさや、作品と舞台の結びつきの強さなどについてコメント。
「大洗はいい意味で新鮮味がない。またやってきたという安心感が得られる町。これは毎回来るたびに思います」(渕上さん)
「町全体の雰囲気が暖かくて、実家に帰ってきたような感覚があった」(尾崎さん)
「(仕事とは別の機会にも)ちょこちょこ来ていて、ついに盆おどりに妹とプライベートで参加した。そのときも暖かく迎え入れていただいて、プライベートなので邪魔しないようにと、ファンの方もやさしく見守ってくれた」(中上さん)
来春にOVAの発売、2014年冬に劇場版の公開が予定されているガールズ&パンツァーだが、杉山プロデューサーによると、劇場版の脚本も着々と進んでおり、ストーリー終盤の最後の試合まで仕上がっているという。新キャラや新しい戦車の登場も予定されている。
「作中にあらたに破壊される場所があって、そことの交渉も済ませてきた」(杉山プロデューサー)とのことで、大洗を舞台にした市街戦が計画されているようだ。
その内容はキャストの皆さんにはまだ知らされていないそうだが、「あんこう音頭メタルバージョン、ユーロビートバージョンなどがあるとうれしい」(佐咲さん)、「大きいスクリーンで、あんこう音頭を踊っている姿を見たい。市街戦で地形を生かした戦術が格好良かったので。期待しています」(尾崎さん)、「沙織は1年生との絡みが多かったので、いいお姉さんである沙織ちゃんが見られたらと楽しみにしています」(茅野さん)、「(新しい戦車が出ると聞いて)また狂喜乱舞するゆかりが出てくるのが楽しみですね」(中上さん)、「どんなチームと戦うのかももちろんですが、大洗の町の人が実際に出てきて、本人出演とか夢です」(渕上さん)などと期待を語ってくれた。
イベントの詳細はガールズ&パンツァーの公式サイトや公式ブログなどを参考にしてほしい。週アスPLUSでも関連情報を公開中。
なお、大洗あんこう祭では、あんこう吊るし切りの実演や、公式ゆるきゃらの発表など、ガールズ&パンツァー以外の催しも豊富。大洗は作品内でも登場するあんこう鍋のほかにも、キャストのコメントから出た、しらすをはじめとした海産物、ほしいもなど、さまざまな名物がある。ゆるきゃらもこうした名物と関連しているようだ。時間に余裕があるなら、ぜひ足を運んでみてはどうだろう。