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12年印刷通販市場、19%増の489億7200万円

2013年11月08日 00時53分更新

記事提供:通販通信

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 矢野経済研究所は11月7日、「印刷通販市場に関する調査」を実施し、その結果を発表した。

 調査結果によると、2012年度の印刷通販市場規模は前年度比19.7%増の489億7200万円(事業者売上高ベース)となった。市場は本格的に形成されて以来、拡大を続けているが、参入事業者数の増加で特に2009年度以降は価格競争が激化し、成長率は鈍化傾向にある。

 2013年度の印刷通販市場規模は、同11.1%増の543億9000万円の見込み。リピーターの増加と売上上位の事業者の自己資本比率の水準低下により、新規顧客の拡大スピードが鈍化すると予測した。しかし、潜在需要自体は未だ大きく、最大の武器である「低価格」の威力を鑑みると、今後も成長は続くと考えられ、印刷通販市場の2012年度から2018年度までの年平均成長率は11.1%と予測した。

 調査期間は6月~9月。調査対象は印刷通販事業者。調査方法は同社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに郵送アンケート調査併用。

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