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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第328回

「OM-D E-M1」で撮る3匹の遊ぶ子猫

2013年11月01日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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E-M1の高速連写で撮った、味のある写真

 前ページの冒頭写真のそのあとはどうなったかというと、こうなりました。

冒頭写真の次の瞬間。真ん中分けハチワレが無理矢理ゲットして両手と両足で抱え込んだの図(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

 今回高速連写で撮ってるのでその前後の写真もあるのだ。E-M1は最大秒10コマで撮れるので、すばやい動きも捉えられるのだ。これは楽しい。

 「ああくそ、そいつはおれの獲物なのに!」って顔で、爪を広げて手を伸ばしたまま止まってるちょびひげハチワレがなんともいい味をだしてるので2枚続けてどうぞ。

 いやあ、猫の社会って面白い。

 で、最初遊んであげるつもりだったキジトラくんが見てるだけじゃかわいそうなので、オモチャが彼の近くを通るよう動きをコントロールし、なんとか獲物を捕らえさせてあげました。

思い切り身体を伸ばして無事ゲット、の図。ハチワレの2匹は「こいつが失敗したら次はおれたちの番だ」って顔で見てる(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

思い切り身体を伸ばして無事ゲット、の図。ハチワレの2匹は「こいつが失敗したら次はおれたちの番だ」って顔で見てる(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

 うまく狙った猫にピントを合わせるのは難しいけれども、猫も自分も本気で遊んだーって感じがして楽しいひとときなのでありました。

 にしても、動くものには何でも反応するぜ、っていう1歳以下の猫は面白いわ。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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