ただし、誰でも開設できるというわけではない。始めはβ版として提供され、開設予定数は15チャンネル。第一弾は、立候補者の中からドワンゴが選定する。
立候補には、お気に入り登録数、もしくはコミュニティ参加者数が1万人以上であることが必須。「他薦」制度も設けられ、一般ユーザーは、立候補者の中から推したいと思うユーザーに投票できる。応募期間は10月3日から10月31日まで。活動実績や他薦数を考慮した上で選定するとのこと。
「お気に入り登録数、コミュニティ参加者数が1万人に満たないが、ぜひ開設したい」というユーザー向けに、「チャレンジ枠」も用意された。名前とID、メールアドレス、企画書を添えて、専用メールアドレスから応募できる。チャレンジ枠の選定基準については、明らかにしていない。
大胆なシステムに、記者陣からは「クラウドファンディングのようなものを目指しているのか?」との質問もあがっていた。
これに対しドワンゴ側は「そもそもの目的が違う。視聴者から評価されているユーザーが、ユーザーチャンネルによって報酬を受け取れるというのは喜ばしいことだ。しかし、なるべくなら得た報酬は、歌い手であれば良いマイクやオーディオインターフェース、コンテンツ制作者であればワークステーションや最新の制作ソフトなど、作品のクオリティをより高める機材などに使って欲しい」と回答。
あくまでも「視聴者に支持されているクリエイターを支援するためのサービス」に位置づけているようだ。