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【NEC報道資料】顔認証とタブレット端末を活用した施設の入退管理システムを発売
~ 簡単な設置で高いセキュリティを実現 ~

2013年10月01日 15時30分更新

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【NEC報道資料】顔認証とタブレット端末を活用した施設の入退管理システムを発売
~ 簡単な設置で高いセキュリティを実現 ~

※本リリースは、日本電気株式会社、株式会社NEC情報システムズの共同リリースです。


2013年10月1日

NECとNEC情報システムズは、顔認証、電気錠、タブレット端末などを活用して、オフィスやビルの入退場を管理する「顔認証入退管理システム」を開発し、本日から販売・出荷を開始します。

本システムは、NECの世界一の精度を持つ顔検出・顔照合エンジン「NeoFace(R)」(注1)を用いた顔認証用サーバと、出入管理システムの領域で国内トップクラスのシェアを持つ株式会社アート(以下アート、注2)の製品、Android(TM)搭載のタブレット端末などから構成されています。

本システムの特長は次のとおりです。

1. 顔認証用カメラとタッチパネルディスプレイを一台に搭載したタブレット端末を利用。これにより、従来は別々に用意していたカメラやディスプレイが不要となるとともに、顔認証や、暗証番号(ID)のタッチパネル入力と組み合わせた多重認証による高セキュリティの入退管理を実現。

2. ビル・工場におけるドアやゲートにタブレット端末を設置するとともに、顔認証用サーバとの接続に無線LANネットワークを利用可能。これにより、カメラ・ディスプレイなどの機器や専用ケーブルを壁に設置するといった大規模な工事を行うことなく、早期にサービスを開始可能。また、一台の顔認証用サーバで最大20台のタブレット端末を接続可能。

3. タブレット端末に表示する内容は、顔認証用サーバのプログラムを変更することなく、タブレット端末側のソフトウェアの変更だけで修正可能。これにより、顧客のニーズに合わせたUIを容易に実現。

本システムの販売価格は基本構成(注3)で150万円からであり、NECとNEC情報システムズは今後3年間で合計300施設への提供を目指します。

NECは、なりすましや忘失、紛失、盗難などのリスクを回避する本人認証の方法として、バイオメトリクス技術の研究開発に取り組み、世界で高い評価を得ています。またNEC情報システムズは、顔認証・映像認識など高度な認証技術と、関連機器・設備を組み合わせたバイオメトリクスソリューションを提供しています。

NECとNEC情報システムズは本システムを、データセンターや研究所、危険物管理施設など機密性や重要性の高い施設を中心に拡販します。また、顔認証を用いたICT機器へのログオン、出欠管理、本人確認など、本システムの適用領域拡大に向けて、製品開発を進めてまいります。

なおNECは本システムを、10月1日(月)から5日(土)まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催される「CEATEC JAPAN 2013」において展示します。

以上

* 「Android」は、Google Inc.の商標または登録商標。
(注1) プレスリリース「米国国立標準技術研究所(NIST)のベンチマークテストにおいて、NECの顔認証技術が第1位の評価を獲得」
2010年6月30日発表:http://www.nec.co.jp/press/ja/1006/3002.html
(注2) 本社:東京都品川区、代表取締役社長:駒形松雄
URL:http://www.art-japan.co.jp
(注3) 基本構成:
・顔認証サーバ 1台
・LifeTouch 1台(含む取付箱)
・顔登録用USBカメラ 1台
・USB/LAN変換器 1台
・電気錠制御ユニット 1台(アート社製)
・現地調整

<本システムに関する情報>
http://www.nec-nis.co.jp/ja/products/face_authentication/access.html

<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NEC情報システムズ ソリューション営業本部
E-Mail: eigyo@nis.jp.nec.com

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