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T教授の「戦略的衝動買い」 第262回

理想的な“ファブレット”「Xperia Z Ultra」を衝動買い!

2013年09月25日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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人の手になじむ大きさが魅力の「Xperia Z Ultra」

Xperia Z Ultra LTEは4G対応で最新鋭クアッドコアCPU”Snapdragon 800”(2.2GHz)を採用し、6.4インチフルHD解像度が魅力的なリーディングエッジ・ファブレットだ

Xperia Z Ultra LTEは4G対応で最新鋭クアッドコアCPU「Snapdragon 800」(2.2GHz)を採用し、6.4インチフルHD解像度が魅力的なリーディングエッジ・ファブレットだ

 今回、筆者が、日常の持ち歩きで一台二役を実現するために選択したファブレットは、6.4インチディスプレーを搭載したソニーモバイルの「Xperia Z Ultra」(LTE、海外モデル)だ。その本体は極めて大判でスリムだが、スーツの内ポケットやジーンズの前ポケットに入れて歩いても安心感のある堅牢性を実現している。

もう薄さを比較することすら意味がないくらい、昨今のスマホやタブレット、ファブレットは薄く仕上がっている。左から、GALAXY S4、Xperia Z Ultra LTE、New Nexus 7

もう薄さを比較することすら意味がないくらい、昨今のスマホやタブレット、ファブレットは薄く仕上がっている。左から、GALAXY S4、Xperia Z Ultra LTE、New Nexus 7

スマホというカテゴリーを一旦忘れ、音声会話を確実に実現する道具としてXperia Z Ultra LTE(中央)を見れば、平均的な人間の耳と口との距離をベースにした理にかなった設計製品だと思う

スマホというカテゴリーを一旦忘れ、音声会話を確実に実現する道具としてXperia Z Ultra LTE(中央)を見れば、平均的な人間の耳と口との距離をベースにした理にかなった設計製品だと思う

長い音声電話をする時はiPhoneのコンパクトなサイズは意外と扱いづらい。筆者は自宅での長電話では必ずアダプターを取り付けて大きくして使っていた(^_^;)

長い音声電話をする時はiPhoneのコンパクトなサイズは意外と扱いづらい。筆者は自宅での長電話では必ずアダプターを取り付けて大きくして使っていた(^_^;)

 昨今のiPhoneなどと全体サイズを比べると、極めて大きく感じるが、スピーカーとマイクロフォンの距離関係を昔懐かしい電話機のハンドセットやガラケーと比べればほぼ同じだ。

 筆者は、自宅でiPhoneで長時間の電話会話が必要な時は、専用のアダプターを取り付けてわざわざ大きく持ちやすくして使っていたので、Xperia Z Ultraのサイズには初めから親近感を感じてしまった(^_^;)。

Xperia Z Ultra LTEは平均的人間の手のひらサイズにピッタリな大きさだ

Xperia Z Ultra LTEは平均的人間の手のひらサイズにピッタリな大きさだ

 Xperia Z Ultraは、極めて人間の手のサイズに馴染むちょっと懐かしさを感じるサイズだ。この間までメインスマホだった5インチのGALAXY S4から6.4インチのXperia Z Ultraに替えてほぼ一週間、このビッグサイズのファブレットを片手で持って、同じ手の親指で文字入力する気は、はなからないので、最近は、しごく当然のような、両手入力が板についてきた。

海外製のスマホやタブレットにストラップホールはほとんど付いていないが、スリムでソリッドなイメージのスマホやファブレットには必要だ。これで何回も命拾いした

海外製のスマホやタブレットにストラップホールはほとんど付いていないが、スリムでソリッドなイメージのスマホやファブレットには必要だ。これで何回も命拾いした

 Xperia Z Ultraのスリムで軽量、ツルツルした外観は極めて滑りやすく、海外製のスマホやファブレットにはまず見当たらない標準装備のストラップホールで何度か命拾いした。

Xperia Z Ultra LTEの向って右側面の中央辺りに位置する電源オンオフスイッチは、従来のスマホの常識では、極めておかしな位置だが、より大きなサイズのファブレットなら、その常識は疑ってみるべきかも。ソニーらしさなのかもしれない

Xperia Z Ultra LTEの向って右側面の中央辺りに位置する電源オン/オフスイッチは、従来のスマホの常識では、極めておかしな位置だが、より大きなサイズのファブレットなら、その常識は疑ってみるべきかも。ソニーらしさなのかもしれない

 そして一般的な判断基準からすると、右側面のほぼ中央という摩訶不思議な位置にある電源オン/オフスイッチも、ごく自然に左手でXperia Z Ultraを持つと、左人差し指の先端がちょうどスイッチに当たるという極めて考えられた設計となっている。

6.4インチディスプレーにフルHD解像度(1080×1920ドット)は、まだ細かすぎるのかもしれないが、毎日触っているピンチイン、ピンチアウトのハイ・パフォーマンスならまったく問題はなかった

6.4インチディスプレーにフルHD解像度(1080×1920ドット)は、まだ細かすぎるのかもしれないが、毎日触っているピンチイン、ピンチアウトのハイ・パフォーマンスならまったく問題はなかった

 言うまでもないが、CPUを含む多機能かつ豪華なスペックはもうまったく不満はなく、フルHD解像度(1080×1920ドット)のレスポンスは極めて快適。指先のクイックなピンチイン、ピンチアウト操作にもまったくストレスは感じない。

 一時はNew Nexus 7とGALAXY S4の2台持ちを考えたが、今は、半分の軽さのXperia Z Ultra LTEの219gのシングル・モバイル環境を存分に楽しんでみようと思っている。

筆者は今回、二刀流の430gよりも、6.4インチ ファブレットの219gを選択した

筆者は今回、二刀流の430gよりも、6.4インチ ファブレットの219gを選択した

■関連サイト

T教授

今回の衝動買い

アイテム:Xperia Z Ultra LTE

価格:7万3000円~9万円程度

※筆者者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。
Xperia Z Ultra LTEは、現時点では海外からの直輸入品であるため日本の国内での使用の可否は不明であり、著者は購入を推奨するものではありません。

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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