新機能や発色をチェック!
ではQ7からの新機能を見ていこう。先に述べた通り、HDMIは2系統用意されており、うち1本はMHLに対応しているため、スマホからの出力をそのまま投影できる。なるべくコンパクトにプレゼンを済ませたい人にとっては実にありがたい機能だといえるだろう。
※「GALAXY S3」以降のGALAXYシリーズでは、別途5ピン・11ピン変換アダプターが必要。
またWi-Fi用ドングルも用意されており、ワイヤレスでの表示も可能になっている。このあたりはミスを許されないプレゼン時の保険手段を複数用意できるという点でもありがたい。HDMI、MHL、USBメモリー、Wi-Fiと正副予備の4ライン確保が容易であり、思わぬ事態の回避もしやすくなっている。QUMIシリーズならではの設計といってもいい。
また家庭での用途としては、3D投影にも対応している。別売の3Dグラス(アクティヴシャッター方式)を利用して、3D Blu-rayに対応。また2D→3D変換機能も用意されている。
さてプロジェクターとしての機能を強化したQUMI Q7。ソフトウェアやインプットについては上記の通り多機能だ。あと読者が気になるのは発色だろう。家庭にも導入しやすいプロジェクターなので、よりきれいな絵で楽しむことを考えると、発色はとても重要になってくる。
手持ちの写真やゲームでチェックしたところ、Q5よりも大幅に強化されており、とくに映画やアニメを鑑賞するのにとても適している。部屋が狭いから……と諦めていた男児諸君に強くオススメしたい。大画面でプレイするドラゴンズクラウンや肌色豊富なゲームはとても楽しかったんだ……!