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片手で持てちゃうサイズのスゴいPC「NUC」を知ってるか!? 第1回

ベアボーンキットに3つのパーツを組み込むだけのお手軽設計

手のひらサイズのPCがわずか5分で完成する「NUC」

2013年09月04日 12時00分更新

文● 三田沢カケル 写真●篠原孝志

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まずはNUCとはなんなのかを知る

 2011年11月に登場したインテル「NUC」(Next Unit of Computing)のヒットによって、超小型のPCが手軽に作れるようになった。ベアボーンキットを買ってきて、SSDとメモリーを取り付けるだけというお手軽さはたちまち好評を博し、関連製品は飛ぶように売れた。NUCはパソコン自作の新たな地平を切り開いたといってよいだろう。また、同様のコンセプトを持つ「BRIX」がGIGABYTEから8月にはリリースされた。

 そこで今回の特集では再びヒットの兆しを見せているNUCに注目。その魅力を全3回にわたってお伝えしていきたい。

 NUCのもっとも際立った特徴は、そのサイズだ。インテルのベアボーン(DC33217IYE)の場合、ケース込みの状態では約12cmx12cm、厚さはおよそ4cmほど。片手で気軽に持てる大きさで、ちょっとしたスペースにも入ってしまう。チップセットには、ノートパソコンやUltrabookに使われているIntel QS77 Expressを採用。システムメモリーはSO-DIMMスロットを2基搭載。ストレージにはmSATA SSD用のスロットを1基、無線LANやBluetoothなどを増設できるハーフサイズのMini PCI Expressスロットを1基を、それぞれ装備している。超コンパクトだが、それなりにパワフル。これがNUCである。

 VESAマウンターを使えば液晶ディスプレーの背面に取り付けることも可能で、手軽にディスプレー一体型マシンを自作できるのだ。

VESAマウントアダプターで液晶ディスプレーの背面に取り付ければ、一体型パソコンの出来上がり

設置場所を選ばない手のひらサイズの超小型PC自作キット、それがNUCだ

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