片手で持てちゃうサイズのスゴいPC「NUC」を知ってるか!? 第1回
ベアボーンキットに3つのパーツを組み込むだけのお手軽設計
手のひらサイズのPCがわずか5分で完成する「NUC」
2013年09月04日 12時00分更新
OSのインストールが一番難しいかも?
組み立てが完了したら、あとはOSをインストールするのだが、ここはちょっと注意が必要だ。NUCには光学ドライブがないため、別途にUSBの外付け光学ドライブを取り付けるか、USBメモリーからマシンを起動できるOSインストールディスク(ライブUSB)を用意しなければならない。また、インストール作業を行なうためにはUSBのキーボードやマウスも必要となる。
Linux系OSやWindows 7を入れる場合は、専用のツールを使って、OSのISOイメージファイルからライブUSBを比較的カンタンに作成できる。たとえばWindows 7なら「Windows 7 USB/DVD Download Tool」を使えばよい。
ところがWindows 8の場合、クリーンインストール用のライブUSBを作成できるツールは配布されていない。コマンドラインで作業をすれば自分でも作れるのだが、敷居が高いので今回の記事では解説しない。NUCにWindows 8をインストールする場合には、USBの外付け光学ドライブも忘れずに用意してほしい。
自作が初めてという人にこそオススメ
このとおり、NUCの組み立てはとてもカンタン。自作PCは難しそうと敬遠していた未経験者の、初めての自作にも最適だ。となると、次なる問題は「組みあがった超小型マシンを何に使うか」ということなのだが、「超コンパクトだが、それなりにパワフル」というNUCの特徴を生かし、次回ではWindows 8をインストールした「リビングパソコン」として使うスタイルを提案していこう。
この連載の記事
-
第3回
PC
ほかにもあるぞ!NUCクラスのミニPC! -
第2回
PC
「NUC」でこんどこそホームサーバーを実現する! - この連載の一覧へ