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12年ドクターコスメ市場、3.8%増の812億円

2013年07月23日 01時16分更新

記事提供:通販通信

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image 総合企画センター大阪は7月19日、「ドクターコスメ市場」についての調査を行い、その結果を発表した。

 調査結果によると、12年度のドクターコスメ市場は前年度比3.8%増の812億円で、調査開始以来、初めて800億円を突破した。企業別の動向としては、市場シェアで4割を占めるドクターシーラボが引き続き順調に推移したほか、ロート製薬が「オバジ」を中心に売り上げを大きく伸ばした。また、ドクターフィルコスメティクスや日本ロレアルも、販路を拡大したことが奏功し好調に推移した。

 チャネル別にみると、成長著しい通販チャネルが2桁成長。従来の主力チャネルであった一般ルート(百貨店、専門店、GMSなど)を抜き、最大の構成比を占めるに至っている。また、商品分野別にみると、主力のスキンケアでは各社からの美白や抗老化といった機能性アイテムが売り上げを伸ばしているほか、メイクアップでは UVケア効果のあるBBクリームや化粧下地の需要が高まり市場が拡大している。

 13年度(見込)は、市場を大きく牽引するドクターシーラボの伸び悩みに加え、「RoC」を展開してきたジョンソン&ジョンソンの市場撤退により減少推移となる見通し。

 ■「調査結果」(http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr210130116

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