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Webアプリケーションの改修なしでユーザー認証を強化

SSTのSaaS型WAF「Scutum」が二要素認証機能を追加

2013年07月10日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 セキュアスカイ・テクノロジー(SST)は7月9日、同社がSaaS型で提供するWAF(Web Application Firewall)サービスの「Scutum(スキュータム)」で、新たに二要素認証機能をベータ提供すると発表した。

 Scutumは、ECサイトや顧客向けサービスのWebアプリケーションをSaaS型で保護するサービス。Webアプリケーションへのアクセス経路をSTTのセキュリティセンター経由に変更することで保護を行なう。顧客側システムではDNS設定の変更だけで導入が可能。

 今回の機能追加により、Scutum導入中のサイトで携帯電話を利用した二要素認証が利用できるようになるという。ユーザーIDとパスワードに加え、ユーザーが登録済みの携帯電話にSMSで送信されるワンタイムトークンの入力を求めることで認証を強化する。

新たにScutumで追加される二要素認証の概要

 同機能の利用申し込みは7月9日より開始。SSTでは、今回はベータ版サービスのため、事前に利用希望企業との合意を得たうえで提供するとしている。

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