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NVIDIAが「HAWKEN」の技術説明会を実施 リアルロボ試乗も!

2013年06月19日 09時01分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

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ロボットの破壊力を
徹底的に再現

 さらに「HAWKEN」では、「APEX Destruction」という物理演算が使われている。これは壁や天井といった破壊できるものを破壊した時のリアルさを追求したものだ。壁を銃で撃ったり体当たりすると、その壁は破壊され、遮蔽物としては使えなくなる。隣りの部屋にいる敵を壁を破壊して襲ったり、上層にいる敵を天井ごと撃ち抜くことが可能だ。

破壊可能なオブジェクトをリアルに破壊する「APEX Destruction」

 対戦プレイにおいては、一方のプレイヤーが壁を破壊しても、もう一方のプレイヤーにはそれが反映されなかったりと、オンラインで同期をとるのは非常に困難だという。「APEX Destruction」ではそれを可能にし、飛び散る破片なども物理演算でしっかり再現するという。


 この「APEX Destruction」は現在開発中で、12月ごろにリリースされる新マップで実装される予定だ。

リアルロボに試乗して
HAWKENの世界を体感

 技術説明会が終わると、報道陣はバスに乗り、群馬県にある榊原機械株式会社に向かった。ここには実際に人間が搭乗して操縦できるロボット「LANDWALKER」があるからだ。実際にロボットを操縦し、その操作性や視点を体感することで、より「HAWKEN」の世界を理解するという、NVIDIAの粋な計らいで実現したツアーだ。

日本が誇る、全高3m40cm、250ccエンジン搭載のすり足二足歩行型ロボ「LANDWALKER」

 思ったより高い視点、思うように操縦できないもどかしさ、そして慣性や揺れといったゲームでは体験できない感覚に戸惑いながらも、少年のようなキラキラした目で機体に乗り込む。子供の頃に誰もが夢見た搭乗型ロボットが、現実のものとしてそこにあるからだ。

「LANDWALKER」よりも小型の「KID'S WALKER」(写真左)と、「KID'S WALKER CYCLOPS」(写真右)に試乗するジェフ・イェン氏

 しかし、こんな重量級のマシンを意のままに操って、しかも激しい戦闘を繰り広げるなんて、現実ではとても無理! HAWKENの世界と現実とのギャップに打ちひしがれつつも、「HAWKEN」のゲームとしての完成度の高さと爽快感を、改めて実感できた。

「HAWKEN」の日本語化を記念して
NVIDIAがキャンペーンを展開

 「HAWKEN」の日本語化とサービス開始を記念して、各システムビルダーから「HAWKEN」推奨PCが発売される。さらに、「HAWKEN」推奨PCもしくはGeForce搭載のビデオカードを購入すると、「HAWKEN」および「World of Tanks」のゲーム内で使えるクーポンが貰えるキャンペーンを展開する。

サードウェーブ、ツクモ、サイコム、マウスコンピューター、ユニットコムから、「HAWKEN」推奨PCが発売される

 クーポンは、GeForce GTX 660以上のビデオカード(660/660Ti/70/680/690/770が対象、780は除く)を購入すると75ドル分(7500円相当)、GeForce GTX 650/650Ti/650Ti Boostのいずれかを購入すると50ドル分(5000円相当)のゲーム内ポイントが貰える。

GeForce GTX 650以上のビデオカード(780を除く)を購入すると、ゲーム内で使えるクーポンがプレゼントされる


アキバでイベントを開催予定

 HAWKENプロデューサー来日記念イベントを22日に秋葉原UDX1階の広場で開催する。「HAWKEN 3D Street Art in Akihabara」と題する このイベントでは、UDXの床に描かれた巨大なHAWKENの絵が3Dに見えるという。

HAWKENプロデューサーの来日を記念して、各種イベントを実施する

 また、その前日の21日18時30分と、22日の13時と17時にドスパラ パーツ館で「HAWKEN日本上陸イベント」を実施する。GeForce GTX 700シリーズの紹介や、HAWKENのプロデューサー自らがゲームについて解説するまたとないチャンスとなっている。

日本語化が着実に進んでいる「HAWKEN」。7月には日本語でのサービスがスタートするはずだ

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