12日早朝、アップルは世界開発者会議(WWDC)にて基調講演を開催した。モバイル端末向けOS「iOS 7」や次期Mac OS Xの「Marvericks」、ストリーミングラジオサービスの「iTunes Radio」、デザインを一新したハイエンド向けデスクトップ「Mac Pro」など、これからのアップルを占う新要素が明らかになった(関連記事)。
それらと並んで、即日発売されたのが、11/13インチディスプレーを備えたモバイルノートの「MacBook Air」シリーズ、無線LANアクセスポイントの「AirMac Time Capsule」と「AirMac Extreme」だ。店頭に並んでいてお持ち帰りできる状態にあるなら、どんなものなのか買って試してみたくなりますよね? というわけで早速ゲットしてみたので、MacBook Airのインプレッションをお届けしようっ!
なぜか「開封の儀」をやらされた
MacBook Airの店頭販売モデルは、画面サイズやCPU性能、ストレージ容量が異なる4種類。MacBook AirはCPU/メモリー/ストレージをあとから変えられないため、最初のチョイスが重要になる。より性能を求めるなら、オンラインのApple StoreではCPU/メモリー/ストレージをカスタマイズして購入することも可能だ。
直営店のApple Storeでは、このCPU/メモリー/ストレージをすべてアップグレードした、いわゆる“全部入り”(それとも“全部載せ”?)モデルを取り扱っていた。筆者的には外に持ち出してヘビーに使うので、なるべくハイスペックが欲しいところ。というわけで「全部入り」モデルをチョイスした。
加えて、今回のMacBook Airは、新しい無線LAN規格の「IEEE 802.11ac」をMacで初めて採用している。この通信速度もテストしてみたかったので、HDDを内蔵しない「AirMac Extreme」も一緒に購入してみた。
