19nm製造技術の第2世代、メモリーセルサイズを19nm×19.5nmへ25%縮小
サンディスク、1Ynmプロセスフラッシュメモリーのサンプル出荷開始
2013年05月22日 20時15分更新
サンディスクは5月21日(米国現地時間)、1Ynmプロセス技術に基づくフラッシュメモリー製品の顧客向けサンプルの出荷を開始した。
19nm製造技術の第2世代となる1Ynmプロセス技術によって、メモリーセルのサイズを19nm×26nmから、19nm×19.5nmへ25%の縮小に成功。
同社独自のプログラミングアルゴリズムと、マルチレベルデータストレージ管理スキームを持つABL(オールビットライン)アーキテクチャにより、パフォーマンスや信頼性に妥協のないMLC(マルチレベルセル)NANDフラッシュメモリーチップの生産が可能になるという。
さらに、第2世代19nm製造技術に同社の3ビット/セル(×3)テクノロジーを適用し、低コストのフラッシュソリューションを提供する。消費者や企業は、携帯電話、タブレット、クライアントやエンタープライズ向けSSD、コンシューマー製品などでこのチップを利用できるとしている。