スペック的には突出した部分がないものの、常に評価が高い端末をリリースしている京セラ。今回は大人向けの「URBANO」ブランドで、フィーチャーフォンから移行するユーザーを想定。使いやすさにこだわった1台である。発売は6月下旬以降を予定している。
画面は4.7型HD液晶(720×1280ドット)、CPUはデュアルコア(Snapdragon MSM8960 1.5GHz)と今や高性能とは言いがたいが、幅約65mmと画面サイズの割に大きさを抑えたボディーに2700mAhの大容量バッテリーを搭載。それでいて約140gの重量。また、防水・防塵対応を含む全部入りである。なお、SIMのサイズにnanoSIMを用いている。
急速充電が可能な卓上ホルダーを搭載する点にも注目したい。急速充電時は大容量バッテリーにも関わらず、30分で約50%まで充電できる。独自の省電力機能も強力で、7日以上使われていないアプリのバックグラウンド通信を制御したり、端末の移動を感知して、静止時のみ無線LANに接続するなど、ユーザーがあれこれ悩まずとも消費電力を節約できる仕組みが盛り込まれている。
電話としての基本機能の高さも売りで、電話のダイヤル画面に「伝言メモ」ボタンを配置したり、フォントを約1.3倍/約1.75倍に表示する「でか文字」、ケータイユーザー向けのシンプルメニューなども用意。
さらに京セラ端末おなじみの「スマートソニックレシーバー」も搭載する。これは受話口の代わりに、ディスプレー全体が震えることで音声を再生するもので、騒がしい場所でも相手の声がとても聞きやすい。
カラバリは落ち着いたグリーン、ホワイト、ブルー、ブラックの4色を用意する。
| 「URBANO L01」の主なスペック | |
|---|---|
| メーカー | 京セラ |
| ディスプレー | 4.7型液晶 |
| 画面解像度 | 720×1280ドット |
| サイズ | 約65×134×10.8mm(最厚部約11.3mm) |
| 重量 | 約140g |
| CPU | Snapdragon MSM8960 1.5GHz (デュアルコア) |
| 内蔵メモリー(RAM) | 2GB |
| 内蔵ストレージ(ROM) | 16GB |
| 外部メモリー | microSDXC(最大64GB) |
| OS | Android 4.2 |
| LTE対応 | ○(下り最大100Mbps) |
| WIN HIGH SPEED | ○ |
| 無線LAN | IEEE802.11n(2.4/5GHz対応) |
| テザリング | ○(最大10台) |
| 国際ローミング | CDMA/GSM/W-CDMA |
| カメラ画素数 | リア:約1300万画素CMOS/イン:約97万画素 |
| バッテリー容量 | 2700mAh |
| FeliCa | ○(+NFC) |
| ワンセグ | ○ |
| 赤外線 | ○ |
| 防水/防塵 | ○/○ |
| SIM形状 | nanoSIM |
| 連続待受時間(3G/LTE) | 約620時間/約510時間 |
| 連続通話時間(3G) | 約1210分 |
| カラバリ | グリーン/ホワイト/ブルー/ブラック |
| 発売時期 | 6月下旬以降 |

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