アップル/ASUSの競争が目立つタブレット/PC市場
メーカー別シェアは、タブレット端末を含むPC市場全体で、アップルが19.0%を獲得し首位。iPadの好調ぶりが貢献した。
2位はNECの17.7%、3位は富士通の14.6%、4位がASUSの12.5%、5位が東芝の12.2%となった。
タブレット端末だけの集計では、アップルが51.2%のシェアを獲得して首位。昨年12月にアップルのシェアを超えたASUSは、今年3月の集計では28.8%に留まった。
Windows 8搭載PCの構成比
Windows 8搭載PCは、ノートPC全体における構成比が84.5%、デスクトップPC全体中では68.7%となったほか、UltrabookはノートPCのうち、11.1%と1割を突破した。
また、PC全体の平均単価では、2013年1月の5万9500円だったものが、2月には6万3900円、3月には6万8000円と上昇傾向にあるのも特徴だといえる。円安の影響がジワリと価格に影響している状況だ。
「今後、円安の影響によって、部材の調達価格に影響が出てくるだろう。価格が上昇する方向に転じるだろう」などとした。
一方、デジタル機器を含めたBCN指数によると、販売金額は14.6%減となった。
なお、薄型テレビにおいては、販売台数で36.9%減、販売金額は28.2%減となっているものの、平均単価は4万9000円となり、「平均単価は、緩やかに右肩あがりとなっている」とした。
レコーダーの販売台数は33.9%減、販売金額は30.3%減。一体型デジタルカメラは販売台数で15.5%減、販売金額で18.5%減。交換型デジタルカメラは販売台数が28.5%増、販売金額が21.7%増になった。