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【テスレポ】SBのフラグシップ、AQUOS PHONE Xxを使用開始

2013年04月07日 12時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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iPhone向けの「SoftBank 4G LTE」だけでなく、
「SoftBank 4G」ももっと力を入れてほしい……

 ただ、203SHのハードには直接関係しないとはいえ、現状のSoftBank 4Gのネットワークにはやや不満が残る。11月にRAZR Mを使い始めた頃は、下り50Mbpsオーバーの速度が出て感動したこともあったが、徐々に低下。3月中旬には下り1Mbps程度しか速度が出ないという不満が、ネット上で広く見られた(関連記事)。最近では速度的には回復しているとはいえ、その原因などが公表されていないため、どうも気分が落ち着かない。

現在は速度的には回復しているようで、深夜の編集部で試しに速度を測ってみても画面のとおりに10Mbpsオーバーだった

 エリアもすごく狭いというわけではないが、広いとは言いがたい。たとえば都心部の地下鉄では基本的に3Gでの接続となる。建物の内部も2.5GHz帯という高い周波数を用いているため、比較的弱い。

 併用しているauのGALAXY S III Progreは、電波が届きやすい800MHz帯のLTE(iPhone 5では利用できない)をサポートしており、地下鉄を含め、都心部ではもう「ほぼ常にLTEが使える」状態。通信速度やレスポンスも快適で、3G接続になったときの203SHとは大きな差がある。

iPhone 5では使われていない800MHz帯のLTEに対応したauのAndroidスマートフォンは、通信の部分では文句なく快適だ

 ソフトバンクは、iPhone 5向けの「SoftBank 4G LTE」では、都心部地下鉄のトンネル内をサポートするなど、他社に対抗心むき出しでエリア拡大をアピールしているが、「SoftBank 4G」についても、今後さらに力が入れられることを期待したい。

 次回以降、AQUOS PHONE独自のホームUIなど、使い勝手面で感じた部分など、さらに詳しく紹介していく予定だ。

独自性が高いAQUOS PHONEの「3ラインホーム」(Feel UX)。正直慣れるかどうか不安だったが、合理的でいいUIと感じている。次回以降はこの部分も紹介していきたい


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