マウス初のWindows 8タブレット、LuvPad WN1100登場!

11.6型フルHD、マウスの新タブレットは動画・写真がすげー楽しめる!

文●西牧裕太/ASCII.jp編集部

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手に馴染む触り心地と嬉しい付属品

 編集部に届いたLuvPad WN1100は化粧箱に入った箱入り息子だった。マウスの機器で化粧箱というのは珍しく、初のWin8タブレットだし「大事にしてね」というメッセージを感じたのが最初の印象だ。

 持ってみると、意外と軽い。いい意味で裏切られた感じだ。さすがに仰向けに寝っ転がって使うには難しいが、座ったり立ったりした状態で片手持ちなら問題ない。薄さも約10mmなので、鞄に入れても苦にはならないし、幅も取らない。

余計な装飾を一切省いた男らしい箱が届いた

片手で操作しても落とす心配はなさそうだ

 背面の質感は元からカバーが付いているような、少しザラっとした触わり心地がある。これがなかなか手に馴染みやすく、しっかりと持つことができる。筆者はよくスマホをつるっと落とすことがあり、液晶部分がぐちゃぐちゃに割れてしまった経験があるのだが、この感触であれば持っていて滑らないので安心だ。

背面右上にはマウスのロゴが入っている

 インターフェースは右側に音量ボタン、電源コネクター、Micro USB、左側にヘッドフォン・マイク端子、Micor HDMIを装備している。また、電源ボタンは上部にある。付属品にはMicro USBからフルサイズのUSBに変換するケーブルが付いているので、キーボードやマウスなどの周辺機器を接続する際にも問題はない。

 付属品は変換ケーブル以外に、専用のクリーニングクロスが付いてくる。当然使い込めば画面の指紋は気になってくるというもの。ちょっとした付属品だが、専用のクロスがあるのは嬉しいことだ。

左右のインターフェース。並びも特に問題はなく、使い勝手がいい

付属品はMicro USB-USBケーブルとクリーニングクロス。筆者はこの2つを常に持ち歩くようにしている

やっぱり動画再生はスムーズ、写真は美しく見られる

 スタートボタンは、タブレットで滅多にお目にかかれないタッチセンサー式。ボタンを押すと、筺体が振動し、画面が表示、あるいは切り替わる。反応もよく、指をそっと置いた程度で動いてくれる。ボタンを押した後の起動も速い。

センサー式のスタートボタンを採用するあたりにも遊び心を感じる

 ウェブブラウザーやアプリケーションを立ち上げたときにワンテンポ待つことはある。だが、反応が悪いというほどではないし、指を動かした通りに動いてくれるので、許容範囲内と言える。

 そしてやはり動画や写真はとても美しく見ることができる。再現性が高く、細部までクリアに映る。動画の読み込みについても途中で止まることなく、フルHD画質でも非常にスムーズに観られる。映像が途中で止まったり、音楽と画が合わず音が先行してしまうと、観る側としてはかなりのストレスになるのだが、それもない。

 また、動画を観ていると音がなかなかいい、ということに気付く。スピーカーの出力面が筺体の両側にあるので、音が立体的に聴こえてくる。音楽だけでなく、ミュージックビデオも一緒に楽しむ。それも数人で観ながら楽しむ、ということもできる。

デジタル一眼で撮った写真も綺麗に映してくれる

「ほらほら! これ撮ってきたんだよ!」「はあ…」と数人で見ることができる。新天地で仲良くなるツールとしてはいいかもしれない



マウスコンピューター/G-Tune