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スリムで薄型の金属筐体が精悍な印象を与える

日本HP、ひねって画面が180度回る「Revolve 810」を発表

2013年04月08日 11時00分更新

文● ASCII.jp

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タッチパネルでも見やすい高輝度液晶ディスプレー

 モバイルノート用のディスプレーの輝度は通常200~250cd/m2程度のものが多いが、EliteBook Revolve 810では400cd/m2と高輝度。一見して発色の高さを感じる。視野角も広く、周囲から覗き込んで使う用途にも適している。

キーボードはLEDバックライトを装備する

 環境光に合わせて画面の明るさは自動調整可能。薄暗い会場でのプレゼンテーションや飛行機などでの使用を想定して、キーボードバックライトも搭載する。また内蔵カメラでホワイトボードを斜めから撮影した場合に、自動的に台形補正し、見やすいコントラストやトリミング処理をするオリジナルソフト「HP Pagelift」も特徴。Windows 8アプリとなっており、本機種のほかElitePad向けにも提供する。

 ハードウェア構成はSKUといわれるあらかじめ設定されたスペックのみで、CTOには対応しないが、OSはWindows 8 ProのほかWindows 7 Professionalが選択できる。現状では全モデルが128GBのSSDを採用。CPUはCore i3-3227UまたはCore i5-3437Uが選べる。

背面インターフェース。USB 3.0をふたつとDisplay Portを装備している。右側のUSB端子はパワードタイプ。Ethernetも持つ

拡張用のスリムドッキングステーションは側面から取り付けるタイプ。Folio 9470mと共通化している。ACアダプター用のコネクターのほか、装着することでアナログRGB、Ethernet、Display Port、USB 3.0×3、パワードタイプのUSB 3.0×1、オーディオ入出力端子を装備する;

底面もスッキリしている。microSDカードスロットを搭載する点は特徴のひとつと言えそうだ

 セキュリティー機能(HP Client Security:旧HP Protect Tools)はBIOSロックや、USBや内蔵カメラなどハードウェアのアクセス制御に対応するほか、標準で4年間のMDM(モバイル端末管理)サービスを提供する。これはノートパソコンを紛失した際に位置情報を取得したり、データのロックや消去ができる機能だ。また、NFCを内蔵するため、社員証をPCのログインにも利用するといったソリューションに応用できる。

参考スペック
製品名 HP EliteBook Revolve 810
CPU Core i3-3227U(1.9GHz、TB時3.1GHz) Core i5-3437U(1.80GHz)
メモリー 4GB(最大12GB)
SSD 128GB
ディスプレー 11.6型(1366×768ドット)
I/O USB 3.0×2(ひとつはパワードタイプ)、Ethernet、Display Port 1.1a、MicroSDカードスロット、NFCリーダーほか
無線機能 IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0
カメラ ○(720p対応)
バッテリー駆動時間 公称約8時間
サイズ 幅212×奥行き285×高さ22mm
重量 約1.4kg
OS Windows 7 Professional 64bit Windows 8 Pro 64bit

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