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スリムで薄型の金属筐体が精悍な印象を与える

日本HP、ひねって画面が180度回る「Revolve 810」を発表

2013年04月08日 11時00分更新

文● ASCII.jp

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400nitと明るい液晶ディスプレーがひときわ目を引くEliteBook Revolve 810

自由な姿勢で使えるコンバーチブルタブレット

 日本ヒューレット・パッカードは4月8日、コンバーチブル型のタブレットPC「HP EliteBook Revolve 810」を発表した。HP Directplusでの直販価格は15万5400円から。5月下旬から順次販売を開始する。

HP EliteBook Revolve 810

 液晶ディスプレーを開閉方向だけでなく左右方向にも回転できるタイプのヒンジを採用。キーボード面を隠すように液晶パネルを反転させればタブレットとして利用できる。またノートパソコンとして使用している際に、画面を後方に回して、対面にいる相手に画面を見せるといった使い方も可能だ。

左がFolio 9470m。Revolve 810よりも画面サイズが一回り大きなサイズだが、搭載する端子類はそのぶん豊富となる

 本体は厚さ約22mm、重量約1.4kgと携帯性にも配慮したサイズで、同種のヒンジを採用した従来機種(HP EliteBook 2760p Tablet PC」と比較して、32%薄型で、22%軽量になった。日本HPでは企業ユースに必要なすべてのポートを備えたUltrabook「ElteBook Folio 9470m」、キーボードレスで軽量の「ElitePad 900」シリーズの中間に位置づけられるカテゴリーとして訴求していく。

側面からみると薄さが分かる。なお閉じた状態で背面が少し出っ張っているが、これはタッチパネルを搭載する際、バランスを考えると後ろにウエイトが必要になるためだという。ヒンジを硬くしすぎると片手での開閉がしにくくなるといった問題がある

ヒンジ部分のアップ

 マグネシウム合金を使用した本体は、金属的な質感が強調されており、ソリッドな印象を与える。ガラス面にはコーニングのGorilla Glass 2を採用、米国調達基準(MIL-STD-810G)をパスしており、76cmの高さからあらゆる角度の落下でも機能を損なわないといった堅牢性も売りになっている。

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