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日本は30カ国中20位! 世界の休暇日数を比較

2013年03月27日 16時00分更新

文● 加藤宏之(HEW)/アスキークラウド

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 オンラインホテル予約サイト大手のHotels.com(ホテルズドットコム)が調べたところ、有給休暇と公休日(土・日曜を除く祝日等)の合計で最も多いのはロシア。最下位の30位はメキシコで、日本は20位となった。

 この調査は、世界の主要30か国・地域を対象に、2013年のカレンダーから休暇日数を調べたもの。日本の場合は年次有給休暇の付与が一般的に10日間からとなり、2013年の祝日(振替休日含む、土日除く)が13日間、銀行休日の3日間を合わせて26日間の休暇日数となった。30か国・地域の平均日数は28日間で、2日間少ない20位となる。

 1位のロシアは40日間で、2位はイタリアとスウェーデンが36日間で並ぶ。4位はフィンランド・フランス・ノルウェー・ブラジルの35日間、8位はデンマーク・スペインの34日間、10位はコロンビアの33日間となり、これらの国々は日数がひと月以上に及んだ。

 平均日数を下回った国・地域にはアジア諸国が多数を占める。27日間で18位の韓国をはじめ、日本・インドは26日間、香港は23日間、マレーシアは22日間、タイは21日間。台湾・シンガポール・中国はいずれも20日間に満たない結果。アジア諸国には働き者が多いようだが、一方、これらの国・地域の多くが目覚ましい経済発展を遂げているのも事実だ。

 ただし、これだけでは、実際にどれだけ休暇を消化しているかは不明。「有給休暇なんて、本当に病気の時しか取れない」といった話は、あちこちで耳にする。さらに、サービス残業、休日出勤などが加わると…。やっぱり日本人は働き者だと断言したい。

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2013年の各国の休暇合計日数

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