電通は3月6日、「スマート機器と家族についての調査」を行い、その結果を発表した。
調査結果によると、この1年間でスマートフォン(スマホ)は普及率1.5倍(36%→53%)、タブレットは2倍(9%→18%)に成長。スマートフォン、タブレット、パソコンの3点セットでの利用率はすでに11%に到達していることが分かった。
現在のクラウド利用率は、スマホ利用者で22%、3点セット利用者では38%。今後のクラウド利用意向は、スマホ利用者で7割、3点セット利用者で8割となった。
スマホで便利な機能は1位「カメラ」、2位「辞書」、3位「音楽」。スマホで代用できない機器は1位「パソコン」、2位「本・新聞・雑誌」、3位「タブレット」だった。
スマホで操作したいことは、1位「テレビ番組の予約」(62%)、2位「エアコンの操作」(58%)、3位「クルマの位置確認」「部屋の様子確認」(46%)の順。これから欲しいスマート家電は、「自分で掃除するトイレ」(56%)、「自分で掃除するお風呂」(56%)、「自分で掃除する掃除機」(49%)の順となった。
調査地域は東京、愛知、大阪。調査対象者は20~49歳の既婚男女でスマホ・タブ・パソコン利用者。調査時期は2012年10月。有効回収標本数は300件。
■「調査結果」(http://www.dentsu.co.jp/news/release/2013/pdf/2013022-0306.pdf)