T教授の「戦略的衝動買い」 第231回

ウルトラ軽量！　たった14gのタイベック紙サイフを衝動買い

100円玉たった3個分の軽さのmighty wallet
初代モデルから強さと安心感が向上！

50セント紙幣がモチーフの最新のTYVEK財布の外側

ジョークいっぱいの内側、デザインにコストがかかっているのがわかる

お札を収納するコンパートメントは全部で2つある

裏表を交互に連続印刷したTYVEKで財布を折っているのがよく分るデザインだ。米国では入手可能な本当のドル札のカット前の大きな紙で財布を作ることもやってみたくなる

クレジットカードは行儀よく収納すると2枚になるが、まだ両側面にカードサイズを収納できるスリットが2ヵ所ある

　今回衝動買いしたmighty walletは、米国初代大統領であるジョージ・ワシントンを中央に配置した架空の50セント札のデザインだ。実測重量は14g。これは100円玉たった3個分の重量だ。お札を入れるコンパートメントは2つ、クレジットカードやチケット、メモ類を収納できるハーフサイズのスリットも全部で4箇所ある。残念ながら小銭の収納スペースはない。

　2005年に初代のmighty walletが登場してから今年で早くも8年。デザインや折紙の構造はほとんど変化ないが、TYVEK紙そのものが進化したのか、実際に2005年の商品と2013年の商品では手に持った安心感や強さの感覚がずいぶんと違う。

ほぼ同じ物を収納しても、TYVEK財布ならヴィトンよりiPhone 5一台分以上の130gも軽量になる

財布を使用しないマネークリップでも42gになってしまう

　ウルトラ強靭で防水、ジーンズのお尻のポケットに毎日入れて、何年も使って、クタクタ感が一杯出てもまだまだ大丈夫でカッコイイ財布だ。そんなmighty walletに紙幣を8枚、クレジットカードを2枚入れても、マネークリップよりも軽量なたったの30gだ。

長く使えば使うほどかもし出される存在感

ライフスタイルや持ち物に、“Simple is Best”を貫いている人にも貧相臭くならない

ソリッドで重量級＆ゴージャス系でも意外とハズさないTYVEK財布は立派だ

　mighty walletは、一見するとチープなイメージの紙製の財布だが、長く使えば使うほどそのクタクタ感が証明するタフでエコな存在感は、不思議と貧相な雰囲気にはならない。シンプルな周辺にもゴージャスな周辺にもまったく問題なく調和できる、センスあふれる長く使える商品の筆頭だ。

　ポケットから財布を取り出すときに自信満々な貴方のスタイルが、よりその存在感を加速することは間違いないだろう。

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• 製品情報

今回の衝動買い

アイテム：mighty wallet 「HALF DOLLER」
価格：MoMAストア（表参道） で1800円で購入

T教授

　日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
　T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。