2013年1月版Core iシリーズ搭載、オフィスも「Microsoft Office 2013」に
東芝、dynabookの2013年店頭向け春モデル7機種32モデル
2013年02月12日 11時00分更新
東芝は2月12日、ノートPC「dynabook」および「dynabook Qosmio」一体型PCの「dynabook REGZA PC」の2013年春モデル7機種32モデルを発表した。発売日は2月15日。
春モデルでは、CPUが2013年1月に発表されたばかりのIvy Bridgeに刷新された。メモリーも4GBから8GBにスペックアップするなど、全体的にスペックの底上げが図られている。
また、ソフトウェア面では、スマートフォンやタブレットで撮影した写真や動画をワイヤレスでPCに転送したり、PC内のファイルを外出先で閲覧できる新アプリ「AirGet for TOSHIBA」が3月中旬からダウンロードできる(写真機能のみ、動画対応版の日程は未定)。
オフィスも「Microsoft Office 2010」から刷新され、「Microsoft Office 2013」となった。また、画像加工ソフト「Adobe Photoshop Elements 11」、動画編集ソフト「Adobe Premiere Elements 11」を14モデルに搭載する。
ハイブリッドドライブ搭載機種が新たに追加
春モデルでは、1TBの「ハイブリッドドライブ」搭載モデルも発表された。ハイブリッドドライブは、NANDメモリーをキャッシュとして利用し、従来よりも高速化したHDD。HDD内にNANDメモリーを内蔵しており、SSDに匹敵する速さと大容量の両立を実現するという。
店頭モデルでは、dynabook T752、dynabook R732にそれぞれ搭載モデルが用意される。
オンラインストレージサービスに対応
春モデルはマイクロソフトが運営する「Skydrive」に対応するほか、「デジタル貸金庫」という同社のオンラインストレージサービスへの対応も新たに発表された。
同サービスは、アップロードされたデータを共有鍵方式で暗号化して、保管する。ユーザーがダウンロードすると、手元のクライアントが復号する仕組みだ。クラウド上で暗号化されているため、データ漏洩の危険性が減り、他のサービスよりも安全性が高いとしている。
(次ページ、dynabook REGZA PCシリーズ、dynabook Qosmioシリーズの説明に続く)