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JALと日本郵便、台湾・シンガポール向けに保冷配送を試行実施

2013年01月31日 01時05分更新

記事提供:通販通信

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イメージ図 日本航空と日本郵便は1月29日、国際スピード郵便(EMS)による小口の保冷配送サービス(クールEMS)を、台湾とシンガポール宛てに試行的に提供すると発表した。

 「クールEMS」は、引き受けから配達まで72時間~80時間程度一定温度(2~10℃)に冷蔵できる専用の保冷容器・保冷剤を活用して保冷配送するサービス。海外への航空輸送はJALが行う。

 配達時は、台湾およびシンガポールで、配達前に受取人に在宅確認の電話連絡をした上で配達する。また、発送時に差出人・受取人の電子メールアドレスと問い合わせ番号を日本郵便の国際郵便マイページサービスに登録すると、クールEMSの最新の送達状況を登録した電子メールアドレスに送信する。

 差出郵便局は、千歳郵便局(北海道)、川崎港郵便局(神奈川)で、集荷のみの取扱いとなる。今後、試行実施の結果により差出郵便局を拡大する予定だ。郵便物の大きさ(最大)は長さ34cm、幅26cm、高さ23cm、重量(最大)は15kg。試行実施期間は4月1日から2014年3月31日。

 両社は今後も、香港、上海、韓国その他アジア地域への配送エリアの拡大や、冷凍品も含めた保冷配送の拡充を図り、日本の地方の中小事業者の海外販路開拓を行っていく。

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