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歳暮・冬ギフトのネット通販、「デジタルシニア」層の利用急増

2012年12月26日 02時02分更新

記事提供:通販通信

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ネスレ日本のサイト利用者データ Japan.internet.com 編集部は12月25日、歳暮・冬ギフトサイトの利用傾向を調査し発表した。

 同編集部は、近年インターネット上で趣向を凝らした歳暮・冬ギフトサイトが、歳暮に対する意識が高いシニア世代をターゲットに展開されているとし、中でもデジタル機器やインターネットの活用に積極的な“デジタルシニア”と呼ばれる層で、ネット通販の利用が活発化しているとした。

 電通総研が2012年4月に発表した調査によると、シニア層のインターネット利用率は60代で57%、70代では23.3%。60代の利用率の推移を見てみると、2000年は4.5%、2005年は25%、2010年は48.8%と着実に増加。

 また、ネスレ日本が公開した同社の通販サイトの利用者データによると、60代以上の割合が最も多く(30%)、インターネット利用のボリュームゾーンである30代~50代それぞれの割合を上回っているという。

 同編集部は、パソコンの家庭への浸透や、高齢者でも使いやすいタブレット端末やスマートフォンが普及したことを背景に、デジタルを活用してアクティブな生活を楽しもうというシニア層の動きが表面化したと分析している。

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