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T教授の「戦略的衝動買い」 第224回

クラウド時代のPCレススキャナー「ADS-2500W」を納得買い!

2012年12月26日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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梱包を開くと、ごく普通の当たり前すぎるドキュメントスキャナーという印象

 ADS-2500Wは、USBケーブル経由でスキャンデータを簡単にスマートフォンに転送したり、ネットワーク経由でPCの任意のフォルダーに送信できる機能や簡単な仕組みも用意されている。しかし筆者は、PCを一切介することなく、たった今スキャンしたデータを“ダイレクト”にクラウドサービスにアップロードできる機能を使うためだけに価値を見いだし購入した。

リトラクタブルなホッパーとスタッカーを両方共開いた時が最大サイズ。最近のスキャナーはほぼ同じデザインをしているので、デザイン上の特異な点は少ない

 ADS-2500Wの外観は、ごく普通のリトラクタブルなホッパーとスタッカーを搭載した、ありきたりなドキュメントスキャナーだ。ホッパーの蓋は開閉することで、電源のオンオフと連動している。ADS-2500W本体はPCと接続可能だが、筆者はEthernetケーブルを使ってWi-Fi機能付きの自宅ルーターに有線接続した。

背面には左から、電源コネクター、かつては「ご主人様」であったPCに接続するためのUSBポート、有線LANポート、盗難防止ロックが並ぶ

右側面にもUSBポートがある。スマートフォンとのケーブル接続や、USBメモリーにスキャンデータを転送するときに利用する

有線LAN接続は確実性が高く、クラウドダイレクトなどでも安心

 スキャナー正面中央には、操作を指示するタッチ式液晶パネルと、その横に「戻る」「ホーム」「中止」の3つのボタンがあるのみという、極めてシンプルな構成だ。PCの電源を一切入れることなく、すべての作業はスキャナー単体で完結する。

スキャナーのほとんどの操作は中央のタッチ式液晶パネルと、その横にある3つのボタンで完結する

ADS-2500Wでスキャンしたデータは、任意のFTPサーバーやネットワーク上の機器、PCの指定フォルダーに転送できる。事前設定が必要だが、後はメニューで選ぶだけで超簡単

スキャンデータはほかにも、USBメモリーに転送したり、任意のEメールに添付したり、ユーザーのお好みのクラウドサービスにPCレスで転送処理が可能だ

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