モバイル・マルチベイで変幻自在な「LIFEBOOK WS2/J」を使ってみた！ (3/4)

2012年12月27日 11時00分更新

文● エースラッシュ

「増設用内蔵ハードディスクユニット」で
複数の大容量ストレージを内蔵できる

　LIFEBOOK WS2/Jは、ストレージとして、約500GB／約750GB／約1TB HDD＋高速処理用SSD、または約128GB／約256GB SSD＋高速処理用SSDを選択可能だ。さらに、モバイル・マルチベイ用オプションとして、容量約500GBの「増設用内蔵ハードディスクユニット」が用意されている。

「増設用内蔵ハードディスクユニット」

　例えば、よく使うソフトと最小限のデータのみを本体側のHDD／SSDに配置し、まとまったデータの保存には増設用内蔵ハードディスクユニットを利用するという具合に使い分けられるわけだ。13.3型に限らず、複数のストレージを搭載できるノートPCは非常に珍しく、データ置き場を使い分けたい方なら注目すべきだろう。

　また、増設用内蔵ハードディスクユニットは、「FMVNHD2」という型番で別途複数購入できるようになっており、ユニット単位でデータを管理することもできる。富士通 WEB MART価格は、1万3650円だ。

内蔵バッテリーやプロジェクターもオプションで追加可能

　モバイル・マルチベイ用のユニットには、持ち運び派にうれしいオプションも用意されている。それが「増設用内蔵バッテリユニット」だ。その威力は前回紹介したが、これがあるとないとでは数時間単位で利用可能時間が変わってくる。設用内蔵バッテリユニット＋本体内蔵の標準バッテリーという状態で、駆動時間が最大約16.7時間（Core i5選択時）／約16.5時間（Core i7選択時）となるのだ。