筆者が初めて自腹で購入したデジタルカメラは、今から17年以上前の1995年春に、カシオが販売開始した「QV-10」だった。その年の夏休みにはそれを持ってオーストラリア旅行に行き、現地で大いに注目されたことをハッキリと覚えている。
当時はまだ内蔵メモリーカードなんていう便利なメディアもなく、専用シリアルケーブルでパソコンと接続することで、PC経由でのプリントアウトがせいぜいだった。その後、QV-10に直結できる専用のシールプリンターも手に入れて、その年の我が家は、家族にも人気のQV-10でプリクラまがいのデジタルカメラ元年だった。
あれから十数年。筆者はビビっときた多くのデジタルカメラを衝動買いし、今も自室には、キヤノンEOS 40DとPowerShot G1X、パナソニックLumix GF2、富士フィルム X10、リコーCaplio GX100とGR DIGITAL II、ニコンCOOLPIX S01、そしてポラロイドZ2300など新旧のデジタルカメラがあり、取り混ぜ使っている。でも、いまだに肝心なことはわかっていない、永遠のカメラ素人だ。
しかし、この夏ハワイに旅行に出かけた時の写真の大半は、iPhone 5かGALAXY Noteで撮影したものだった。もちろんデジタルカメラも持っていくにはいったのだが、結果として数百枚撮影した写真の内の大多数は、2台のスマートフォンで撮影した写真だった。
さらに驚くことは、スマホで音声電話をしたのは、1週間のホノルル滞在中にたったの1回、レストランの予約確認だけだった。友人たちとの待ち合わせも、GmailかFacebookメッセージだった。レンタカーでの移動で極めて役だったのは、十分ナビに使えるGoogle Mapと検索だった。
そんな時代の到来をわかっていたかのようにサムソン電子がこの夏発表した「GALAXY Camera」が、11月に発売された。早速、香港から購入したSIMロックフリーのGALAXY Camera(ギャメラ)の印象をご紹介したい。
GALAXY Cameraは現時点では海外からの直輸入品であるため、日本国内での使用の可否は不明であり、著者は購入を推奨するものではありません。
日本語環境も用意
21倍のズームレンズが大きな特徴
サムスンの標準的ケータイ電話の箱よりも、ほんの少し厚めのパッケージに入ったGALAXY Cameraは、起動後にメニューで日本語を選択するだけで、ほぼ完璧な日本語環境でスタートする。ほぼ間違いなく日本国内での販売を前提にしているはずだ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。
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