「STYLISTIC WQ2/J」ノートスタイルの使い勝手をチェック! (3/4)
2012年12月18日 11時00分更新
スリムなACアダプターで持ち運びはラクチン
オフィスや自室に設置するにしても、出先や出張に持ち出すにしても、重要になってくるのがACアダプターだ。STYLISTIC WQ2/JのACアダプターはスティック形状で、ケーブル長はACケーブル1000mm/DCケーブル1200mm、幅29.2×奥行き132×高さ29.4mm、重量約255g(ケーブル含む)。持ってみると妙に軽く感じるだけでなく、スリムな形状なのでカバンに楽に出し入れできる。
本体側の電源アダプターはSTYLISTIC WQ2/J本体と、キーボード・ドッキングステーションの両方にある。本体のみとACアダプターという組み合わせで出かける場合、さらにキーボード・ドッキングステーションも持ち歩く場合の両方に対応した形だ。どちらの際もACアダプターがスリムなおかげでカバンの中の隙間に押し込みやすいため、出し入れがとても楽だった。
オフィスワークから軽いゲームまでOK
STYLISTIC WQ2/Jのベンチマークの結果を見ていこう。ベンチマークには「PCMark 7 v1.0.4」と「Windows エクスペリエンスインデックス」で行なった。
試用機の主なスペック | |
---|---|
CPU | インテル® Core™ i5-3427Uプロセッサー(1.80GHz-2.80GHz、2コア/4スレッド)、インテル® ターボ・ブースト テクノロジー/インテル® HTテクノロジー対応 |
メモリー | 4GB |
グラフィックス機能 | インテル® HD グラフィックス 4000(CPU内蔵) |
ストレージ | 約64GB SSD |
OS | Windows 8(64bit) |
まずは、Windows エクスペリエンスインデックスの結果だ。もっとも高いスコアは、プライマリハードディスクの「8.1」。最大値は「9.9」であるため、搭載SSDならではといえる高い数値だ。プロセッサの数値は「6.6」で、インテル® Core™ i5-3427Uプロセッサーの性能としては十分で、オフィス系ソフトや簡易な動画編集なら快適に動作するだろう。
最小スコアはグラフィックスの「4.6」。「インテル® HD グラフィックス 4000」(CPU内蔵)自体の性能がだいぶ良くなっているため、軽いオンラインゲームやブラウザゲームも問題ないだろう。
PCMark 7のスコアは「3680」。Creativity scoreとComputaion socreの伸びが目立ち、やはりオフィス系ソフトについて快適に動作することが分かる。本体のみを持って打ち合わせで見せるといった場合は、ヘビーな作業をするわけではないので、さらに手軽にこなせるだろう。プレゼン時の操作端末として信頼のおける存在になってくれるハズだ。
高負荷時の熱源は、排気スリットのある本体左上に集中している。さすがにベンチマーク時はややファン駆動音が気になったが、普段使いでは高速回転するケースは少なくファンの音が気になることはないだろう。多少ファンが回転したとしても、ノイズの多いオフィスであれば気にならないし、自室でも音楽を流している場合であれば耳に付くことはないハズだ。
「ノートPCスタイル」の場合、STYLISTIC WQ2/Jがディスプレーとして機能するため、キーボード面が熱を持つ要因が内蔵バッテリーくらいというのも好材料だ。実際のところ、長時間作業をしてみてもキーボード・ドッキングステーションが熱を持つことはなく、バッテリー駆動時に少し暖かいと感じるくらいだった。
また、キーボード面のアルミ部材が手の温度をほどよく奪っており、パームレストに手を載せた時に、微妙な温度になって不快に感じるというケースが少ないだろう。
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