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電通が「マーケティング・クラウド」をオープン化、IT企業と連携

2012年12月07日 01時04分更新

記事提供:通販通信

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 電通は12月6日、マーケティング・サービス推進のため、クラウドを活用した統合型マーケティングソリューションを行う「マーケティング・クラウド」プラットフォームをオープン化し、ITソリューション領域のパートナー企業との連携を推進すると発表した。

 今回のオープン化の特長は、クラウド、モバイル、ソーシャル、ビッグデータで強みを持つITソリューション企業と、マーケティング会社の電通がクラウド上で連携することで、マーケティング領域でグローバルに通用するシステムやツールを提供できる点。

 2010年10月に、同社の情報システム系子会社である電通国際情報サービスがセールスフォース・ドットコムと業務提携し「マーケティング・クラウド」サービスを提供しているが、今回は特定企業とのコンソーシアムに留まらず、顧客企業のマーケティング課題に応じて、参画するITソリューション企業のパートナー企業が連携する仕組みを構築する。

 同社はまず、既存のプラットフォームの機能拡充を進める。具体的には、セールスフォース・ドットコムが新たに提供するソーシャルメディアを活用した「Salesforce Marketing Cloud」との連携を図る。同サービスによりソーシャルメディア上でのブランドイメージを把握・分析し、消費者への情報発信を一元的に運用・管理する。

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