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T教授の「戦略的衝動買い」 第221回

話題の電子書籍端末「Kindle Paperwhite 3G」を衝動買い

2012年12月05日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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従来の紙の本と電子書籍……電子書籍の便利さは分かるが、まだまだ紙の本にも引かれるところが多い

 日本で「Kindle」が発売されるはるか以前。米国版Kindleを購入して、日本語化して遊んでいたのは、今から2年以上昔のことだった(連載114回を参照)。筆者宅に予定より1日早い11月19日に配送された「Kindle Paperwhite 3G」(以下Kindle)は、標準搭載のWi-Fi通信機能に加えて、3G回線のパケットデータ通信機能が無料で付加された商品だ。

 3GなしでWi-FiのみのKindle Paperwhiteと、5000円の価格差となる3G機能をどう評価するかは意見が別れるところかもしれないが、このコラムを最後までお読みいただいて判断していただければと思う。

梱包から開ければすぐに使えるKindle

シンプルなAmazon直送のパッケージ。Amazonの茶箱の開け方と同じで、ベリベリと線上に破いて開く

 Amazonからユーザーに届けられるKindleは、デリバリー向きの簡易パッケージ梱包。パッケージを開くと、本体に充電用USBケーブル、解説書の3つが出てくる。充電は市販のUSB充電機器で大丈夫なので、USB-ACアダプターは付属していない。もちろん、希望者はAmazonから直接購入できる(990円)。

本体とマニュアル、充電用のUSBケーブル、USB/ACアダプターは付属しない

 AmazonからKindleを直接購入した場合、Kindleが配送される前にはすでに、Amazonのユーザーページ「My Kindle」に購入したKindleが端末機器(クライアント)として手回しよく登録されている。Kindleが配送されて初期設定が終了すれば、すぐに利用できる。

Kindleがデリバリーされる前にユーザーの端末は登録されている。リストにある「2番めのKindle」は、12月20日に出荷予定の「Kindle Fire HD」(予約済み)だ。端末リストは「My Kindle」でユーザーが編集できる

 ユーザーがウェブ上の「Kindleストア」で購入した書籍は、KindleユーザーにもれなくAmazonから無償提供される「クラウドストレージ」に、転送される仕組みになっている。ユーザーは自分のKindleを起動することで、自分専用の「クラウド」の内容と、自分の手元にある「端末」(Kindle)内のストレージを、Kindle上で切り替えることが可能だ。

Kindleは「クラウドストレージ」とKindle内のストレージを適宜切り替えられる


「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

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