楽天銀行は10月29日、全国自治宝くじ事務協議会より、インターネット上で販売する「ナンバーズ3」「ナンバーズ4」の売りさばき・当せん金の支払いができる販売事業者3者のうちの1者に選定されたと発表した。同社は日本初となるインターネットによる宝くじの試行販売を、2014年1月から開始する。
「ナンバーズ3」「ナンバーズ4」とは、購入者が自分で数字を選ぶことができる数字選択式宝くじ。3ケタの数字を申し込む「ナンバーズ3」と4ケタの数字を申し込む「ナンバーズ4」があり、いずれも価格は1口200円で日本全国の宝くじ売り場で販売されている。
これまでは、日本全国の宝くじ売り場での取り扱いだったため、インターネットを通じて宝くじを販売するのは、今回が初めてとなる。全国自治宝くじ事務協議会が、宝くじ購入者の利便性の向上を目的に販路を拡大することを決定した。
楽天銀行は、国内最大の410万口座数を保有するインターネット専業銀行。すでに販売提供しているスポーツ振興くじは、100万人を超える会員が利用している。