このページの本文へ

写真ですぐわかる「HTC J butterfly」 蝶のように美しい

2012年10月26日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 auと台湾HTCが協力して、日本仕様のモデル「HTC J」を開発し、今年の5月に発売した。それから半年あまり。5型の大型スマホとなってau冬モデルに登場した。

 「HTC J butterfly HTL21」と名付けられたHTCのニューモデルは、au冬スマホの中で最もハイスペックな1台。「HTC J」の後継機であり、WiMAX対応ではなくなり、LTE対応モデルになった。

 最大の特徴は、ディスプレー。スマホの中では唯一となる、5型のフルHD(1080×1920ドット)を実現。前モデルと比べても圧倒的な美しさを誇っている。もうひとつのトピックスはOSだ。ほかの冬モデルがAndroid 4.0を採用する中、HTC J butterflyはなんと最新のAndroid 4.1なのだ。

 そのほか、CPUはクアッドコアで1.5GHz動作の「Snapdragon S4 Pro APQ8064」、前モデルでは対応していなかった防水(防塵は未対応)と、下り最大9.2Mbpsの速度が出る「WIN HIGH SPEED」も使えるようになった。この端末ならフルHD動画を見る人も多いかと思うので、LTE圏外でも高速通信ができるのはかなり便利だ。

 従来のワンセグ、赤外線、おサイフケータイといった機能はもちろん続投。連写機能など高性能だったカメラも、リアカメラは広角になり、インカメラは画素数が210万画素になっただけでなく、リアと同じF値2.0の暗所に強いレンズが採用された。

 auの冬モデルは11月2日に一斉発売されるが、HTC J butterflyは12月上旬とちょっと先になる。しかし、待つ価値は十分あるスマホだ。

リアカメラはかなり広角の撮影ができるようになった

今回はイヤホンは付属しないが、BeatsAudioは健在

HTC Jと同じく、ディスプレーのフチがラウンドしたデザインになっている

前モデルのHTC Jと比べてみると、これだけ大きくなっていることがわかる。HTC Jも、決して小さい端末ではないのだが

レッドの色味が変更された。ラメはより細かく、赤はより鮮やかになった

フルHDで再生する動画は美しい。前モデルと比べてもかなり差があるように感じた

ブラックの背面パネルは従来通りマットな仕上がり

ウィジェットやキーなど、好評だった部分はそのまま継承されている

au「HTC J butterfly HTL21」の主なスペック
メーカー HTC
ディスプレー 5型液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 約71×143×9.1mm
重量 約140g
CPU Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz
(クアッドコア)
メモリー容量 ROM:16GB/RAM:2GB
外部メモリー microSHDC(最大32GB)
OS Android 4.1
LTE対応
WIN HIGH SPEED
無線LAN 2.4/5GHz対応
テザリング ○(最大8台)
国際ローミング CDMA/GSM/W-CDMA
カメラ画素数 リア:約800万画素CMOS/イン:約210万画素CMOS
バッテリー容量 2020mAh
FeliCa ○(+NFC)
ワンセグ
赤外線
防水/防塵 ○/×
SIM形状 microSIM
連続待受時間(3G/LTE) 検討中
連続通話時間(3G) 検討中
カラバリ 赤/白/黒
発売時期 12月上旬

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン