auと台湾HTCが協力して、日本仕様のモデル「HTC J」を開発し、今年の5月に発売した。それから半年あまり。5型の大型スマホとなってau冬モデルに登場した。
「HTC J butterfly HTL21」と名付けられたHTCのニューモデルは、au冬スマホの中で最もハイスペックな1台。「HTC J」の後継機であり、WiMAX対応ではなくなり、LTE対応モデルになった。
最大の特徴は、ディスプレー。スマホの中では唯一となる、5型のフルHD(1080×1920ドット)を実現。前モデルと比べても圧倒的な美しさを誇っている。もうひとつのトピックスはOSだ。ほかの冬モデルがAndroid 4.0を採用する中、HTC J butterflyはなんと最新のAndroid 4.1なのだ。
そのほか、CPUはクアッドコアで1.5GHz動作の「Snapdragon S4 Pro APQ8064」、前モデルでは対応していなかった防水(防塵は未対応)と、下り最大9.2Mbpsの速度が出る「WIN HIGH SPEED」も使えるようになった。この端末ならフルHD動画を見る人も多いかと思うので、LTE圏外でも高速通信ができるのはかなり便利だ。
従来のワンセグ、赤外線、おサイフケータイといった機能はもちろん続投。連写機能など高性能だったカメラも、リアカメラは広角になり、インカメラは画素数が210万画素になっただけでなく、リアと同じF値2.0の暗所に強いレンズが採用された。
auの冬モデルは11月2日に一斉発売されるが、HTC J butterflyは12月上旬とちょっと先になる。しかし、待つ価値は十分あるスマホだ。
au「HTC J butterfly HTL21」の主なスペック | |
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メーカー | HTC |
ディスプレー | 5型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約71×143×9.1mm |
重量 | 約140g |
CPU | Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz (クアッドコア) |
メモリー容量 | ROM:16GB/RAM:2GB |
外部メモリー | microSHDC(最大32GB) |
OS | Android 4.1 |
LTE対応 | ○ |
WIN HIGH SPEED | ○ |
無線LAN | 2.4/5GHz対応 |
テザリング | ○(最大8台) |
国際ローミング | CDMA/GSM/W-CDMA |
カメラ画素数 | リア:約800万画素CMOS/イン:約210万画素CMOS |
バッテリー容量 | 2020mAh |
FeliCa | ○(+NFC) |
ワンセグ | ○ |
赤外線 | ○ |
防水/防塵 | ○/× |
SIM形状 | microSIM |
連続待受時間(3G/LTE) | 検討中 |
連続通話時間(3G) | 検討中 |
カラバリ | 赤/白/黒 |
発売時期 | 12月上旬 |