一生に一度は味わいたい「国産全部乗せ」
大盛り志向のメンズを直撃する1台
「メーカーは国内、スペック全盛りがデフォ、グラフィックスはこってり濃厚」。そんなメンズな欲望を正面から受けとめ、富士通が開発した最新スマートフォンが「ARROWS V F-04E」。ネットでも話題になっているが、現時点で考えられるフルスペックを乗せたガン盛りモデルだ。
CPUはクアッドコアのNVIDIA Tegra 3
内部ストレージは64GBの鬼スペック
もともとARROWSシリーズは、スマホ業界におけるハイスペックモデルの象徴的存在だ。CPU、メモリー、ストレージ、画面解像度、カメラ性能。何から何までフル&フルで突っ込み「これがスマホのハイエンドというものだ!」と、その性能で周囲を圧倒してきた。
かく言うARROWS Vも、CPUにクアッドコアのNVIDIA Tegra 3(1.5GHz)を搭載。メモリーは2GB、SSDはドコモ冬モデル最大の64GBと、もはやパソコン級のスペックを備えた。ディスプレーは4.7型、720×1280ドットのHD解像度で、画質的にも抜きん出ている。背面カメラは裏面照射型CMOS「Exmor R for mobile」を使った1310万画素。防水・防塵仕様で、データ通信には下り最大100MbpsのドコモLTE「Xi」(※)が使えるという、文句なしの鬼スペックだ。
その基本性能はどんなものか、試作機に触って確かめてみたい。
*記事内の性能評価値はすべて、量産型の試作機をもとにしたデータです。実際の製品版データとは異なる可能性がありますのでご了解ください。
※下り最大100MbpsのXiサービスは東北、北信越、四国、沖縄の一部地域で11月からスタートします。
