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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第274回

秋の神社仏閣巡りで猫と出会いまくり!

2012年10月12日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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由緒書きに乗っかった神社猫。神さまのいる場所で上から目線されたらかないません(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

由緒書きに乗っかった神社猫。神さまのいる場所で上から目線されたらかないません(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

 先日、杉並区の神社仏閣を自転車で回ってたら思わぬ猫に出会えたのでその話。

 お昼から15時くらいって、お昼寝している猫が多くてなかなか遭遇できないのだけど、きっと、秋だからでしょうねえ。夏は暑くて日陰で昼寝、冬は寒くて日向で昼寝。秋は気候がほどよいから、猫もついふらりと散歩に出ちゃうのだ。

 最初は13時11分の真っ昼間。とあるお寺を参拝して自転車にまたがってさあ次に移動しようかと思ったら、目の前のアパートの前にいたのである。

 あわてて自転車を降りてそっと近寄ったら、たたっと門の向こうに隠れたのだけど、そこでじーっとこっちを伺ってる。

 向こうは隠れたつもりなのかじっとしてるので、そこでしゃがみ、うまく顔が見える角度を探して、よし、というところで撮ってみた。地面ギリギリの下の隙間から。ちょっと油断してましたな。

猫が隠れたら、顔が見える隙間を探すべし。私はいつも液晶モニターをチルトさせて地面スレスレにカメラを置いてモニターを見ながら探します(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

猫が隠れたら、顔が見える隙間を探すべし。私はいつも液晶モニターをチルトさせて地面スレスレにカメラを置いてモニターを見ながら探します(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

 お次は14時20分。神社の駐輪場に自転車を止め、参拝してから公園に向かって歩いていたら、女子がひとり、周りを人が歩いてるのも気にせず通路脇にしゃがんでて、あ、これは猫かも、と思ったら案の定そうでした。

 ご相伴させていただこうとその横にしゃがみ、カメラを出したら草むらでじっとしてた猫が起き上がって歩き始めちゃって、こっち向いて「にゃあ」。

人には慣れているようで我々の目の前を悠々と通り過ぎて、立ち止まって、こちらをちらりと見て「にゃあ」。お尻がでかく見えるのは遠近法のせいであります。かなりの美猫(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

人には慣れているようで我々の目の前を悠々と通り過ぎて、立ち止まって、こちらをちらりと見て「にゃあ」。お尻がでかく見えるのは遠近法のせいであります。かなりの美猫(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

 いやぁすまないことをした、とちょっと猫談議。彼女によると猫が歩いていたのであとをついてきたら、草むらでくつろぎはじめたのでじっと見ていたらしい。猫散歩女子ですな。

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